開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月曜日
(ただし10月9日は開館)、10月10日(火) |
入場料 |
有料 一般:950円(760円)、大学生:650円(520円)、高校生以下または18 歳未満・丸亀市在住の65 歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方と、その介護者1 名は無料 ※同時開催常設展「猪熊弦一郎展 生活に美を」観覧料を含む ※( )内は前売り及び20名以上の団体料金 ※11月23日(木・祝)は開館記念日のため観覧無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒763-0022 香川県
丸亀市浜町80-1 |
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最寄り駅 | JR丸亀 |
電話番号 | 0877-24-7755 |
テキスタイルデザイナーの須藤玲子(茨城県出身、1953 –)と、須藤が率いる「NUNO」の活動を紹介します。
思いがけない素材を使用したり、伝統的な職人技と最新の工業技術を組み合わせたり、いち早くサスティナビリティに取り組むなど、従来の概念にとらわれないアイデアあふれる須藤とNUNOのデザインは、身近な「布」に新たな視点を次々に提示し、現代のテキスタイルデザインをリードし続けています。
本展は、2019 年に香港のミュージアム、CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)で企画、開催されたもので、コロナ禍のヨーロッパを巡回後、待望の日本開催となります。日本各地の職人、工場との協働作業や、素材の可能性を広げる取り組みに注目し、普段は見ることのできないテキスタイルの制作過程を、音と映像を交えたインスタレーションで展観します。
創作の現場に触れることで、生活必需品としてのテキスタイルをあらためて見返し、観る人の暮らしに新たな美を加える機会となれば幸いです。
-出品作家プロフィール
須藤玲子(すどうれいこ)
1953年茨城県石岡市生まれ。株式会社 布 代表。東京造形大学名誉教授。日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術を駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。作品は、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ロサンゼルスカウンティ美術館、ビクトリア&アルバート博物館、東京国立近代美術館など、世界の名だたるミュージアムに収蔵されている。2022年第11回円空大賞受賞。主な書籍に『日本の布(1~4)』(MUJI BOOKS 2018, 2019)、『NUNO : Visionary Japanese Textiles』(Thames & Hudson 2021) など。
[見どころ]
国際巡回展、日本初公開
須藤の活動は国際的に高く評価され、海外の美術館や博物館でたびたび取り上げられてきました。2019年に香港のミュージアム、CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)が企画、開催し、好評を博した本展は、2021年にJapan House London(イングランド)、Dovecot Studios(スコットランド)、2022年にTextilmuseum St.Gallen(スイス)を巡回し、このたび当館での日本初公開となります。須藤の活動を包括的に紹介する初めての大規模個展です。
まさかの種明かし、メイキング大公開
完成したテキスタイルではなく、テキスタイルが「出来るまで」をメインとして見せる、画期的な展覧会です。アイデアのソースや、アイデア実現までの試行錯誤、実際にテキスタイルが作られる工場の様子まで、通常、作家や企業が秘密にする制作の過程を、惜しげもなく、まるごと公開します。音と映像を交えた作業工程の再現は、それ自体が美しいインスタレーション作品となっており、当館の空間に合わせて展示されます。
猪熊弦一郎とのコラボ企画
猪熊弦一郎作品とコラボレーションした須藤の新作インスタレーションを、当館限定で出品します。美術館の顔とも言えるファサードと、自然光が降り注ぐエントランスの吹き抜け、天井高14メートルを超えるこの二つの大空間に、須藤の大作がいとも「軽やか」に姿を現します。
オープニング・トーク
概要:出品作家と企画者によるトーク。須藤とNUNOの活動、本展の成り立ちや見どころなどをお話しします。
日時:2023 年10月8日(日) 14:00-(開場13:30)
講師:須藤玲子(テキスタイルデザイナー)、高橋瑞木(CHAT 館長兼チーフ・キュレーター)
会場:2 階ミュージアムホール
定員:170 名(申込不要)
聴講料:無料
ワークショップ
概要:出品作家によるワークショップ。ギャラリートークの後、NUNOの布を使ってオリジナルのスカーフや風呂敷を作ります。
日時:2023 年10月21日( 土)、22日(日) 各日11:00-15:00(1 時間の昼休憩をはさみます)
講師:須藤玲子(テキスタイルデザイナー)
会場:2 階造形スタジオ
定員:各日30 名(要申込、〆切:10月11日(水)、応募多数の場合は抽選)
参加料:一般2,000 円、大学生500円、高校生以下または18 歳未満は無料
*内容の詳細、申し込み方法は、決まり次第、当館ウェブサイトでお知らせします。
親子でMIMOCAの日
概要:高校生以下または18 歳未満の観覧者1名につき、同伴者2名まで観覧無料となります。
日時:2023 年11月4日( 土)、5日(日) 各日10:00-18:00
キュレーターズ・トーク
概要:本展担当キュレーター(古野華奈子)が展示室にて見どころをお話しします。
日時:2023 年11月5日(日)、12月3日(日) 各日14:00-
参加料:無料(別途、本展観覧券が必要です)
申込不要、当日1 階受付前にお集まりください。
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
企画:高橋瑞木(CHAT 館長兼チーフキュレーター)
会場構成:たしろまさふみ
アーティスティックディレクション:齋藤精一(パノラマティクス主宰)
協力:CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile) Hong Kong、Japan House London
同時開催
常設展「猪熊弦一郎展」
【観覧料】 一般:300円(240円)、大学生:200円(160円)
※企画展の観覧料は別途