開催時間 |
10時00分 - 18時00分
金は20時00分まで ※入館は閉館の30分前まで |
---|---|
休み |
月曜日
月曜日(ただし、 2023 年 8月 14日(月)、 9月 18日(月・祝)は開館) |
入場料 |
有料 [当日]一般1,700円(1,500円)、大学生1,100円(900円)、高校生600円(400円) ※( )内は前売りおよび20名以上の団体 ※中学生以下は無料。心身に障害のある方とその付添者1名は無料。母子・父子家庭の世帯員の方は無料。(入館の際に証明できるものをご提示ください) ※本料金でコレクション展もご覧いただけます ※前売券は6月1日(木)~ 7月18日(火)までの限定販売 |
作品の販売有無 |
展示のみ
|
この情報のお問合せ |
京都国立近代美術館
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒606-8344 京都府
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 |
---|---|
最寄り駅 | 東山 |
電話番号 | 075-761-4111(代表) |
2023年7月19日(水)~9月24日(日)の期間、京都国立近代美術館にて『開館60周年記念 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代』を開催いたします。戦後日本の陶芸界において中心的な役割を果たした前衛陶芸家集団の走泥社に焦点を当て、同時代の状況の中でその活動を紹介します。
1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社は、その後、会員の入れ替わりを経ながら50年間にわたり、日本の陶芸界を牽引してきました。走泥社の功績について簡潔に述べるとすれば、長年の活動を通じて、陶によるオブジェを世間に認知させたということ、そして陶芸固有の表現世界を切り開いたということになるのではないでしょうか。
本展は、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象としています。走泥社と同時期に前衛陶芸を牽引した四耕会など走泥社以外の団体や作家等も一部交えつつ、約180点の作品および関連資料を通じて、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。前半期の25年間に限るとはいえ、おそらく本展はこの時期の走泥社の活動全体を紹介する初めての試みです。
[みどころ]
解散後初となる本格的な走泥社回顧展
走泥社活動期間の前半期に限るとはいえ、これまで八木一夫、山田光、鈴木治という創立メンバーを中心に語られてきた走泥社の活動全体を紹介する初めての試みです。走泥社は同人の増減を繰り返しながら活動を続けましたが、今回は1973年までに一時期でも走泥社の同人であった作家のうち、31名の作品および関連資料を紹介します。
(本展出品作家)
門井嘉衛、加藤達美、金ヶ江和隆、叶敏、叶哲夫、川上力三、河島浩三、熊倉順吉、近藤清次、笹山忠保、佐藤敏、里中英人、鈴木治、高野基夫、田辺彩子、辻勘之、寺尾恍示、鳥羽克昌、中島清、林秀行、林康夫、人見政次、藤本能道、益田芳徳、緑川宏樹、宮永理吉、三輪龍作、森里忠男、八木一夫、山田光、吉竹弘
パブロ・ピカソやイサム・ノグチ、同時期に前衛陶芸活動を展開した四耕会の作品も
当時の陶芸界に影響を与えたパブロ・ピカソやイサム・ノグチの作品、また同時期に前衛陶芸を牽引した四耕会、そして陶彫の辻晉堂や「現代国際陶芸展」(1964年)の出品作家など、走泥社以外の団体や作家も一部交えつつ、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。
(本展出品の四耕会作家)
宇野三吾、岡本素六、清水卯一、鈴木康之、中西美和、林康夫、藤田作、三浦省吾
(その他本展出品作家)
辻晉堂、森野泰明、柳原睦夫、イサム・ノグチ、ケネス・スターバード、ニーノ・カルーソ、パブロ・ピカソ、ハワード・コトラー、ハンス・コパー、ピーター・ヴォーコス、ルース・ダックワース、ルーチョ・フォンタナ
記念講演会「走泥社おちこち余話」
講師:太田垣實氏(美術評論家)
日時:7月29日(土)14時~15時30分
会場:京都国立近代美術館1階講堂
※参加無料
※定員80名、先着順、会期中の観覧券が必要
※詳細・最新情報やこの他のイベントについては展覧会公式ホームページにてご案内いたします
主催:京都国立近代美術館、 京都新聞、関西テレビ放送
協賛:一般財団法人京都陶磁器協会
特別協力:国立工芸館