足立篤史個展「はじまりとおわり、そしてはじまり。」

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会 期
20230624日 -  20230709
開催時間
13時00分 - 23時00分
営業時間:平日13 ~ 23時 土12 ~ 22時 日祝12 ~ 20 時
※都合により営業時間変更する場合がございますので、詳しくはGallery FBI SNSにてご確認ください。
休み
月曜日,火曜日
クリエイター在廊

作家在廊は、平日13〜19時、土日12〜18時の予定。
(都合により変更する場合がございますので、詳しくは足立篤史SNSをご覧ください)
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
銀座FBIギャラリー
電話:03-6263-8407
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
銀座FBI Gallery
住所
〒104-0061 東京都
中央区銀座6-3-16 泰明ビル本館501
最寄り駅
銀座
電話番号
03-6263-8407

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度、Gallery FBIでは足立篤史 個展「はじまりとおわり、そしてはじまり。」を開催いたします。
これまで「記憶を記録する」を根幹に、当時実際に存在した兵器や生き物などのモチーフに、そのモチーフが存在した時代の新聞や雑誌を素材にし、そのモチーフ、時代に存在した「記憶」を落とし込んできた足立篤史氏。
作り出された作品は、過去の記憶と現代に蘇った記録が混じり合い、新しいオブジェクトとして独自の存在感を放ちます。

今回は現在の世界情勢、そしてその行方を考えるため何を見つめ直すべきか、その問を、具現化した記憶の存在を通して見るものに問いかけます。

是非ご高覧ください。

———————————
「はじまりとおわり、そしてはじまり。」

この世に存在するあらゆる物には、その”モノ”が存在した時代、歴史、そして人々の生活や記憶が刻まれていると考えています。
人類は自分たちの知恵、経験、教訓、そして自分が存在した記憶を残すために言葉を産み出し、文字を発明し、本を作り、そして多くの人に広めるために印刷技術を発明し、紙も保存だけでなく、安価かつ大量生産できるよう進化させ、そして新聞として日々の情報を伝えていきました。
私は過去の記憶を、モチーフが存在した当時の資料(印刷媒体)をもとに、今まで形がなかったものを”実体化”させ、目に見えないものとして存在していただけの記憶を”記録”として残すこに意味があると考えています。
当時存在した物を表面に刻み付けることで、その時代の空気、リアリティを表現でき、ただの記録資料というだけでなく、その記憶の存在自体をリアルに感じることができ、その時代、出来事を考えるきっかけを作ることができると思っています。
そしてこれは未来へ向け記録を残していくのと同時に、過去の記憶を新たに垣間見ることができる瞬間であるのです。

今回の「はじまりとおわり、そしてはじまり。」で私は、多くの芸術家たちが行ってきたように藝術を使い、改めてこの国による出来事の「はじまり」と「おわり」を見つめ直すことができないかと考え、その記憶を具現化を試みました。
もちろん「最初と最後」だけではダメであり、数多くの出来事、記憶を垣間見、その上で考えていかねばなりません。
しかしまず、過去の歴史上「何を行い、結果としてどうなったか」を入り口として再度直視する事も必要である。

これは、新たな「はじまり」を考え、起こさぬための重要なプロセスなのです。

足立篤史

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