開催時間 |
11時00分 - 18時00分
最終日16:00まで |
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休み |
木曜日
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
この情報のお問合せ |
STUDIO KAN:
TEL / 080-6036-3556 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒615-0933 京都府
京都市右京区梅津後藤町42-3 |
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最寄り駅 | 太秦広隆寺 |
電話番号 | 080-6036-3556 |
島本は、メゾチントという技法の銅版画を用いた作品を展開する作家です。
版画は複製ができます。
一般的には、全く同じものが出来るというイメージがありますが、それは違います。
こと版画においては 、"オリジナル版画" "複製版画" といった分類がある様に、
同じ原版を用いて印刷されたものでも、全く別のものとして分類されています。
版画を刷るその時の作家の状態、刷り方、インクの詰め方などにより、
刷り上がった作品は1枚1枚違う個性を持ちますが、同じ遺伝子を持つ1つの存在だと、彼女は考えています。
島本は制作において、薄い銅板を使用します。
それは、刷る度に劣化しやすく、繰り返し印刷する事に適していません。
そして、その版の最大の特徴として、版同士を重ねて刷る事が出来ます。
また、重ねて刷った銅板には跡が残り、もう元の姿で刷る事は不可能になってしまいます。
その制作スタイルより、上記で述べた彼女の版画の複製についての考え方を、色濃く感じる事が出来ます。
今回は、自身が所有する装身具をテーマに作品を制作します。
その物達には、彼女と過ごした時間や記憶が染み込んでおり、それらの版を彫る事は、彼らとの対話を意味します。
対話の後に刷り上げられた作品は、様々な想いが含まれた、この世でたった1つの存在となります。
素材:ハーネミューレ(紙)、油性インク、銅版、装身具
技法:メゾチント
主催:STUDIO KAN
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