開催時間 |
11時30分 - 18時30分
土曜日〜17:00 |
---|---|
休み |
日曜日
|
クリエイター在廊 |
有
|
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
|
子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
ギャラリイK Gallery K
03-3563-4578 galleryk@nifty.com |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-9-7 京橋ポイントビル4F |
---|---|
最寄り駅 | 京橋 |
電話番号 | 03-3563-4578 |
ウラサキミキオは自宅の室内、ベランダ、道すがら路上に落ちる木漏れ日や、橋の上から見下ろす水面など、日常眼にする何気ない光景を繰り返し描いていますが、それは普段「見えている」と感じているままの姿ではありません。なぜならそれは、誰でもが必然的に身につけている「ものの見方」でしかないと彼は考えるからです。ところが、あるとき「ものの見方」が消え去り、そのもの本来の姿が見える瞬間がある、と彼はいいます。彼はそれを「窓が開かれる」と表現します。そしてその「窓」は、すぐまた「閉じられ」てしまうとも。その不思議な感覚を、どう描き出すか。ウラサキの絵画は、一貫してそれを試みています。
ウラサキは、まず見に見える光景を、日常的な感覚そのままに写実的に描き出します。そしてその、おそらく誰もが「リアル」と感じるであろう画面の上に、彼は敢えて異物として鮮烈な色彩の絵具の塊をいく筋か塗りつけます。唐突に現れたその色彩のうねりは、私たちの思考を立ち止まらせます。何を見ているのか認識しようとする作用と、それを撹乱する絵具の物質感の対立が画面に緊張感と幻惑的な魅力をもたらすのです。このような独特な手法によって、ウラサキミキオは、私たちの視覚体験に新たな謎をもたらしてくれます。
★ ご来場の際はマスクの着用にご協力をお願いいたします。
★ 手指の消毒にご協力をお願いいたします。
★ 常時換気を行なっています。