開催時間 |
13時00分 - 18時00分
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休み |
月曜日,火曜日,水曜日,木曜日
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
studiotamagoco@gmail.com
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒252-0202 神奈川県
相模原市中央区淵野辺本町1-36-1(グレーの建物) |
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最寄り駅 | 淵野辺 |
電話番号 | 0428-66-4448 |
この度、笹田晋平「ひねもすエンバーミング」を開催いたします。
笹田晋平は発表当初より、仮の美術史をなぞるように、次々と作風を変化させてきました。
霜降り肉を画面いっぱいに拡大した抽象表現主義のような作品や、ブッダを食べ物に見立てた仏画、アイドルとそのファンの関係性を描いた群像画など、日本美術史ではあまりメジャーではないスタイルをあえて取り入れることにより、日本美術史を再定義する試みを行ってきました。
また一貫して「祈り」というのも作品の裏の題材として扱われており、さまざまな祈りの形を描いてきました。
近年、コロナ禍中に掲げられた「STAY HOME」に強い影響を受けた笹田は、その肉体的精神的な閉塞感の表出として点描をスタートさせました。
筆がキャンバスの上を走る事で得られる肉体的な喜びを放棄し、一点一点を描き込んでいく点描は、コロナによる社会的な抑圧を表しているといえましょう。
本展は公園や郊外住宅街など、日本では当たり前に目にする風景をモチーフにしました。
「点描」が元来持っていた光学的な効果や意味から離れ、「祈り」の一つの形として扱われた点描で描かれた日本の風景はどのように人々に見えるのでしょうか。
笹田晋平の個展は5年ぶり2回目となります。
是非とも笹田の作品をご高覧いただけると幸いです。