開催時間 |
13時00分 - 20時00分
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休み |
会期中無休
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展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
tel 052-774-5599
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒465-0024 愛知県
名古屋市名東区本郷 1-43 The Apartment LiF F-1 |
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最寄り駅 | 本郷 |
電話番号 | 052-774-5599 |
小澤香織は静岡県浜松市生まれ、愛知県在住。人から譲り受けたもの、拾ったもの、あるいは、ごみになるもの、昆虫の亡骸や枯れた植物、自身の毛髪など「役目を失ったもの」を素材として作品を制作しています。一例として、2014年から制作を続けている、洗濯機のくず取りネットにたまった糸くずで作った「Teddy Bear」シリーズなど。
2017年、美術作家・丹羽康博と、人とのコミュニケーションの場に〝心地よい変化〟をもたらすような表現活動を目指すクリエイティブユニット「Ashita Nomu Soup」を結成。アート・デザインによる作品制作や空間演出をはじめ、展覧会ごとにZINEを制作。2020年夏より愛知県常滑市にある自宅兼アトリエスペースを「Ashita Nomu Soup STUDIO」としてオープンしました。
以下、DMより)
分泌物は生が機能している証
自身の意思が及ばぬ次元で日々繰り返し
体内で生成され排出されていく
寄せては返す波が運ぶものたちもまた
今年、引っ越しをした。歩いて15分で海に出る場所だ。愛犬ロコに言われるまま海まで散歩をして、海岸を歩くことが日常になった。新年1月1日快晴の朝、気持ちよく散歩に出かけたら、波打ち際で行ったり来たりしているツルツルしたものがあった。近付いて行くと、それは死んだシャチの子どもだった。衝撃的だった。
日々の海岸散歩で、気になる石や貝殻を拾っている。そのすぐ近くには動物の骨があり、また違う日にはネコの死骸があり、魚が何匹も打ち上げられていたりもした。あらゆるものがそこでは死んでいる。そうか、今拾ったばかりのこの貝殻も石も砂つぶも、すべて亡骸なのだと思う。
それらはゴミと絡まり、どこからが自然物でどこまでが人工物なのか判別できないことも多い。紐だと思うと海藻だったり、石だと思うとスチロールだったりというように。拾って帰ることもあれば、何となく見て見ぬふりをして帰ることもある。そうして昨日そこにあったものは、次の日には、また波にさらわれて海へと戻っていく。自然と人工、生と死が絡まった海の、地球の分泌物として。
■アクセス
地下鉄東山線本郷駅下車、徒歩7分。
エントランスの呼出しボタンF-1を押してお知らせください。
お車でお越しの方は、建物南側の駐車スペース N にお停めください。