開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
日曜日,月曜日,火曜日,祝日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
KOKI ARTS
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒101-0031 東京都
千代田区東神田1-15-2 ローズビル1F |
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最寄り駅 | 馬喰町 |
電話番号 | 03-3865-8650 |
この度、KOKI ARTSでは中屋敷智生個展「明日ま、た明日また明、日と時は
小きざ、みな足、取りで一、日一、日を歩む」を開催いたします。KOKI ARTSでは5年ぶり3度目の個展となる本展では、新作ペインティングを11点展示いたします。
中屋敷は、近年、マスキングテープを絵の具と同様に「画材・メディウム」として使用しており、コラージュや切り絵を思わせる独特なレイヤーやテクスチャーの絵画作品を多く制作しています。マスキングテープは、時に線として、時に色面として、また物理的なレイヤーとして画面に定着します。絵の具とマスキングテープ、剥離、透過、余白、それらがキャンバスの上で渾然一体となることで、図と地の関係が不明瞭となり、我々の視覚認識(知覚、直感、思考)がいかに不確かで危ういものかが顕在化されます。
中屋敷智生(1977年生まれ)は、2000年京都精華大学を卒業。京都を拠点に活動、国内外で精力的に作品を発表するほか、画家同士のつながりから絵画を再考するDRIBBLEシリーズやアーティスト・ラン・ギャラリー「Alt Space POST」を立ち上げるなど、ユニークな展覧会や企画も多数手がける。近年の主な展示に「マスキング・エフェクト」(EUREKA、福岡、2022年)、「歩く-彷徨の記憶をはぐくむ時間-」(ギャルリー宮脇、京都、2022年)、「Kaleidoscope」(YIRI ARTS、台北、2021年)、「Art Collaboration Kyoto 2021」(国立京都国際会館、京都、2021年)、「再び対話する風土 - 韓国日本国際交流展」(シェマ美術館、清州、2021年)、「歩く-感覚と思考の交差点-」(武蔵野美術大学、東京、2021年)、「永遠のパースペクティブ」(KOKI ARTS、東京、2018年)、「ASK – 7人の作家」(ART OFFICE OZASA、京都、2018年)、「Identity XIV - curated by Mizuki Endo -水平線効果-」(nca | nichido contemporary art、東京、2018年)など。
作家ステートメント
混迷を極めるこの時代、宗教や戦争、コロナの問題など、世界中に数多ある真実に本当の正解などあるのだろうか。
わたしたちが認識している概念やモノの見方、とらえ方は全てフィクションなのかもしれない。そのような構造的真実やフィクションをも清濁併せ呑む絵画の可能性を模索していた折、キャンバスに貼ったマスキングテープを剥がさずに残すという、取るに足らない試みをおこなってみた。テープが貼り残された画面には、物理的なレイヤーと絵具のイリュージョンとが表裏一体となった不確かな世界のほころびが確かに存在していた。
中屋敷智生
レセプション:5/13(土)18:00-20:00
状況に応じて変更になる場合がございます。ご来廊の際は「マスク着用・手指のアルコール消毒」のご協力お願い致します。発熱や咳等の症状がある方はご遠慮ください。
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