開催時間 |
10時00分 - 17時00分
7/12は13時より 7/17は16時まで |
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
この情報のお問合せ |
boozer@ymail.ne.jp
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒630-8012 奈良県
奈良市二条大路南一丁目3-1 ミ・ナーラ 5階 |
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最寄り駅 | 新大宮 |
電話番号 | 0742-30-1510 |
【開催概要】
名 称 お久しぶりどす、寛齋はん。森寛斎と先達たち
主 催 呑兵衛コレクション(個人)
会 期 令和5年7月12日(水)〜7月17日(月祝)
開催時間 午前10時〜午後5時
7月12日は午後1時より 7月17日は午後4時まで
会 場 奈良市美術館 展示室2
〒630-8012 奈良市二条大路南1-3-1 ミ・ナーラ5階
観 覧 料 無料
連 絡 先 boozer@ymail.ne.jp
【開催主旨】
ネットオークションや古美術店などを歩いて、個人で蒐めた森寛斎と彼の先達たちの作品60点あまりを紹介します。
関西で開催される森寛斎の展覧会はおよそ20年ぶりです。
森寛斎は文化11年(1814年)長州、現在の山口県に生まれ、幕末維新の時代に主に京都で活躍した京都画壇を代表する画家のひとりです。幕末紛乱の時代には、画業に精進するのみならず挺身国事に奔走し、勤皇運動に貢献しました。その卓抜した腕前により明治23年(1890年)には、今の人間国宝に相当する帝室技芸員に任命され、宮中のみならず元勲や財閥にも重用されました。
【見どころ】
今回紹介する60点あまりの作品には、明治39年(1906年)南禅寺金地院での13回忌、明治43年(1910年)京都木屋町二條での17回忌および大正15年(1926年)の33回忌それぞれの追悼会、昭和18年(1943年)に当時の恩賜京都博物館で開催された森寛斎特別展観、昭和57年(1982年)に山口県立美術館で開催された「円山派と森寛斎」および同年京都府立総合資料館で開催された「森寛斎と山元春挙」に出陳された作品も含まれます。
また弟子が師寛斎から直接譲り受けた款記がなく落款印だけが記された作品や稿本、さらには小品も数点展示します。
あわせて寛斎が12歳時、萩で画を学んだとされる大田龍をはじめ、森陽信、周峯、狙仙、徹山、雄仙、祖雪、春渓、玉仙から一鳳に連なるいわゆる森派の作品も紹介します。
さらに加えて、現在確認できる作品が少ないとされる、大内蘚圃、山本雲渓、鎌田巌松、巌松の次男の巌泉らの作品も出陳します。
【主な展示作品】
京舞妓図 森寛斎 江戸〜明治時代
・恩賜京都博物館 森寛斎遺作図録 昭和19年(1944年)刊収載
一陽来復図 森寛斎 明治元年(1868年)
・恩賜京都博物館 森寛斎遺作図録 昭和19年(1944年)刊収載
楊柳観音図 森寛斎 江戸〜明治時代
・遺芳 大正15年(1926年)刊収載
・恩賜京都博物館 森寛斎遺作図録 昭和19年(1944年)刊収載
幽屋閉居図 森寛斎 元治元年(1864年)
・寛斎画譜巻三 明治43年(1910)刊収載
・寛斎画譜 大正元年(1912年)刊収載
・遺芳 大正15年(1926年)刊収載
夏峡溯舟図 森寛斎 江戸〜明治時代
・寛斎画譜巻一 明治39年(1906)刊収載
・遺芳 大正15年(1926年)刊収載
・京都府立総合資料館 森寛斎と山元春挙 昭和57年(1982年)刊収載
仙客煮茗図 森寛斎 江戸〜明治時代
・寛斎画譜巻四 明治43年(1910年)刊収載
・寛斎画譜 大正元年(1912年)刊収載
・遺芳 大正15年(1926年)刊収載
・恩賜京都博物館 森寛斎遺作図録 昭和19年(1944年)刊収載
三十六俳仙図 森寛斎 江戸〜明治時代
・恩賜京都博物館 森寛斎遺作図録 昭和19年(1944年)刊収載
・遺芳 大正15年(1926年)刊収載
・山口県立美術館 円山派と森寛斎 昭和57年(1982年)刊収載
柳汀秋月図 森寛斎 江戸〜明治時代
・寛斎画譜巻三 明治43年(1910年)刊収載
・寛斎画譜 大正元年(1912年)刊収載
親子猿図 森狙仙 寛政7年(1795年)
・大阪歴史博物館他 猿描き狙仙三兄弟図録 令和2年(2020年)刊収載
【追記】
この展覧会は、あくまで個人のコレクション展であり、販売目的ではないことを追記します。
呑兵衛コレクション