開催時間 |
10時00分 - 20時00分
入館は閉館の30分前まで ※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。 |
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入場料 |
有料 一般1,000円(800)円、大学・高校生800(600)円、中学生以下無料 ※消費税含む。※( )内は、前売および以下のカードをご提示の方の料金。 [クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ] ※障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料。 ※前売券は、6月2日(金)まで、そごう美術館または公式オンラインチケット、セブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにてお取り扱いしております。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
045-465-5515 [美術館直通]
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒220-8510 神奈川県
横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階 |
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最寄り駅 | 横浜 |
電話番号 | 045-465-5515(美術館直通) |
彫刻家・大森暁生(おおもりあきお/1971年~)は、主に木と金属を素材として実在するものから架空のものまで命あるものをモチーフに制作しています。その彫刻は、霊気を帯びているかのように神秘的で、今にも動き出しそうなほどリアルです。
大森は、1996年愛知県立芸術大学卒業後、籔内佐斗司(やぶうちさとし)工房で修業し、独立。国内外のギャラリー、百貨店、アートフェア、美術館などでの発表のみならず、ファッションブランドやレストラン、テレビドラマやミュージシャンなど異分野とのコラボレーションも積極的に行い、表現の幅を広げます。
鏡のギミックによりモチーフが軽やかに浮遊して見える「in the frame」シリーズ、熊本市動物愛護センターに保護された犬や猫を題材にした「光の肖像」の作品群など多様な作品を発表します。
また、約1200年前に空海が東寺に造り、1486年の文明の土一揆で焼失してしまった幻の大日如来像を、空海の定義をもとに大森の解釈を加え10年の歳月をかけ完全な姿で蘇らせ、2023年10月讃岐國分寺(香川県)に奉納予定です。会場では、この大日如来坐像の仏頭および明王の化身である獅子像4体を展示いたします。
本展では、大学の卒業制作《カラスの舟は昇華する》(1996年)から、《ぬけない棘のエレファント》(1999年)や《死に生ける獣-Babirusa-》(2016年)などの代表作、ファッションブランドとのコラボレーション作品、「ルパンの娘」ドラマ版(フジテレビ)・劇場版(東映)、「Get Ready!」(TBS)への提供作品、讃岐國分寺の「完全版大日如来坐像制作プロジェクト」の紹介、そして最新作までを今日まで作家が発してきた言葉とともに約100点展覧いたします。大森暁生の軌跡とこれからをご覧ください。
[展覧会のみどころ]
1.次代を担う彫刻家 大森暁生の大規模展。
関東の美術館では初開催の大森暁生の大規模個展。初期作品から最新作まで約100点を紹介します。近年ではテレビドラマや映画への作品提供も多く、TBS日曜劇場「Get Ready!」にて話題となった《死に生ける獣―Babirusaー》も展示します。また、大森は今までにさまざまな異分野とのコラボレーションをしてきました。その幅は広く、今展ではその一部として、今まで発表してきたファッションブランドとのコラボレーション作品を紹介します。作家によって霊気が帯びるまで徹底的に創りこまれた作品の数々を間近でご覧いただける展覧会です。
2.讃岐國分寺「完全版大日如来坐像制作プロジェクト」を奉納前に紹介。
大森が10年をかけて取り組んできた「完全版大日如来坐像」を2023年10月讃岐國分寺(香川県)に奉納予定。本展は、奉納前の大日如来坐像の本尊仏頭とともに本尊を支える8頭の獅子のうち4頭、加えて制作関連資料が公開される貴重な機会です。
3.作家の心の内が垣間見える「言葉」も展示。
常に新たな挑戦に挑んできた大森。今回は、日ごろ作家が作品や、彫刻家という仕事に対しての深い思いを言葉にして、作品とともに展示をします。作家が日頃どのようなことを思いながら作品を創り上げて来たのかが垣間見えます。また展覧会に合わせて新刊を発売。その言葉の数々を約100点の彫刻作品写真とともに掲載しています。
『木端と言端 ―彫刻家の作品とことば』 定価 3,850円(税込)
判型:A5 美術出版社
主催:そごう美術館
後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協賛:(株)そごう・西武