開催時間 |
10時00分 - 17時00分
入館は閉館の30分前まで |
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休み |
月曜日
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入場料 |
有料 一般800円高大生600円中学生以下無料 ※本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます ※20名以上は団体割引20%、障がい者手帳ご呈示の方は介添者一名まで無料 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
泉屋博古館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒606-8431 京都府
京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24 |
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最寄り駅 | - |
電話番号 | 075-771-6411 |
古来、語り読み継がれてきた物語は、古くから絵巻物など絵画と深い関係にありました。和歌もまた、三十一文字の世界が絵画化されたり、絵から受けた感興から歌が詠まれたりと、絵画との相互の刺激から表現が高められてきました。
物語絵や歌絵の特徴のひとつは、繊細な描写と典雅な色彩。宮廷や社寺の一級の絵師が貴人の美意識に寄り添い追求した「やまと絵」の様式を継承することでしょう。そして、ストーリーに流れる時間を表すかのような巻物、特別な場面を抽出してドラマティックに描き出す屏風など、長大な画面にさまざまな表現が生まれました。
古典文学は、後世の人々が自身に引き寄せて味わうことで、読み継がれ輝き続けてきました。それに基づく絵画もまた同様です。本展では、近世の人々の気分を映し出す物語絵と歌絵を、館蔵の住友コレクションから選りすぐってご紹介します。
雅やかで華麗、時にちょっとユーモラスな世界をお楽しみください。
【みどころ】
住友コレクションのやまと絵を一挙公開。
当館が所蔵する住友家歴代収集の日本絵画には、繊細な描写と典雅な色彩を特徴とする絵巻・屏風の作品群が含まれます。それは、平安時代より培われてきたやまと絵の領域が一気にひろがった桃山から江戸時代前期(17世紀頃)のものです。かつて一部の貴人のためだったやまと絵は、より広い階層にむけて一段と親しみやすく視覚効果の高いものへ生まれ変わっていったのです。
知っているようで知らない古典文学。江戸時代の親しみやすい絵画を通じて、一歩近づく。
江戸時代の人たちだって、みなが全編読破していたとも限りません。挿絵入りのダイジェストやパロディ本も人気がありました。屏風や掛軸には特に印象的な名場面が選ばれ、その時代ならではの好みや解釈も反映されています。それらに親しむうちに、いつのまにか文学の根底にある普遍的な人生の機微に引き寄せられていく――古典文学が読み継がれてきた理由はそのあたりにあるのでしょう。
細部こそ見せ場!高精細画像で心情・風情に迫る。
絵巻は手元で、屏風は座敷で、ともに間近に鑑賞されたやまと絵は、細密な描写こそ本領ともいえるでしょう。文化財用高精細スキャナーで撮影した3点の物語絵屏風の拡大画像を会場にご用意しています。ガラス越しでは見つけにくい表情や仕草、四季折々の自然など、ひとたび目にすれば古典文学にぐっと近づけることでしょう。
特別企画 「京ことばで楽しむ源氏物語図屛風」女房語り山下智子
7月3日(月)14時30分開演
会場:企画展示室
定員:30名
参加費:2,000円
女房の視点から綴られる源氏物語。目の前の屏風に散りばめられた名場面を、いにしえの心を受け継ぐ京ことばで語ります。目と耳で物語の魅力に触れる優雅なひととき。
スライドトーク
6月17日(土)、7月1日(土)「歌と物語の絵」泉屋博古館学芸部長 実方葉子
6月24日(土)、7月8日(土)「中国青銅器の時代」泉屋博古館学芸員 山本堯
14時~15時
会場:当館講堂
各定員:50名
別途入館料が必要です。予約制、先着順。
受付開始:5月10日(水)11時より電話075-771-6411 または当館ホームページにて
主催:公益財団法人泉屋博古館、京都新聞
後援:京都市、京都市教育委員会、京博連、公益社団法人京都市観光協会、NHK京都放送局