中園孔二 ソウルメイト

《無題》2012 年 東京都現代美術館蔵 中園孔二 Photo by Kenji Takahashi ©Koji Nakazono, Nakazono Family, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

《無題》2012 年 東京都現代美術館蔵 中園孔二 Photo by Kenji Takahashi ©Koji Nakazono, Nakazono Family, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

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会 期
20230617日 -  20230918
開催時間
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで
休み
月曜日
ただし7月17日、9月18日は開館、7月18日(火)
入場料
有料
一般 950 円(760 円)、大学生 650 円(520 円)
高校生以下または18 歳未満・丸亀市在住の 65 歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者 1 名は無料
※同時開催常設展「猪熊弦一郎展」観覧料を含む ※( )内は前売り及び 20 名以上の団体料金
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
情報提供者/投稿者
開催場所
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
住所
〒763-0022 香川県
丸亀市浜町80-1
最寄り駅
JR丸亀
電話番号
0877-24-7755

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

見る者に鮮烈な印象を与える絵画を多彩なバリエーションで表した中園孔二(1989-2015)。東京藝術大学卒業後、関東を拠点に制作活動を行ったのち、瀬戸内をのぞむ香川県の土地柄に魅かれ2014 年末に移住しましたが、その翌年に25 歳の若さで生涯の幕を閉じました。
卓越したセンスによって生み出された絵画の数々は、彼個人の内的必然性に基づくものであるとともに、現代社会の過剰なイメージの奔流をも思わせ、私たちの意識の奥底に強く訴えかけます。

ぼくが何か一つのものを見ている時、となりで一緒になって見てくれる誰かが必要なんだ。

中園はノートにこのような言葉を書き留めています。本展は、最後を過ごした香川県において、過去最大規模の個展として約200 点の作品を一堂にご紹介します。それら無数の絵画とともに、彼が見ていた「一つのもの」が立ち現れるでしょう。

「ソウルメイト」とは
本展タイトルにある「ソウルメイト」とは、中園が日々の思いや考えなどを書き留めていたノートの中にくり返し出てくる言葉であり、彼が必要としていた「となりで一緒になって見てくれる誰か」、すなわち自身の世界観や感性をわかちあう親密なる存在という意味で用いています。本展では、中園が混沌とした現代社会で「ソウルメイト」を希求し、その根源的な孤独を昇華するかのように表した夥しい数の絵画をご紹介します。

[見どころ]
過去最大規模の個展
2006年、高校2年生の頃に美術の道を志すようになった中園は、25歳という若さで亡くなるまでのわずか約9年の間に膨大な数の絵画作品を描きました。本展は中園の過去最大規模の個展として、未発表作品も多数含む約200点の絵画作品を展示いたします。

最後を過ごした香川での個展
中園は海と山が近くにある香川県の土地柄に魅かれ、2014年末に移住しました。高松市内の住居とアトリエで制作活動を行っていましたが、翌年の2015年7月、瀬戸内海沖で行方不明となり、その才能を惜しまれつつ帰らぬ人となりました。本展は、彼が生前最後の日々を過ごしたゆかりの土地で開催する大規模個展となります。

中園の創作活動の謎に迫る
国内外の展覧会での紹介や、雑誌『芸術新潮』での評伝など、今なお人々の注目を集め続けている中園。一人の作家とは思えないほど、多様な絵画を生み出したその創作活動はいまだ謎に満ちています。本展では彼の絵画を網羅的に紹介するとともに、インタビュー映像やイメージの源泉が伺えるドローイングや蔵書などの資料も併せて紹介し、その創作活動の謎に迫ります。

主催・協賛・後援

主催:丸⻲市猪熊弦⼀郎現代美術館、公益財団法⼈ミモカ美術振興財団
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人朝日新聞文化財団
協力:小山登美夫ギャラリー

関連情報

同時開催
常設展「猪熊弦一郎展」
【観覧料】 一般:300円(240円)、大学生:200円(160円)
※企画展の観覧料は別途

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