開催時間 |
10時00分 - 19時30分
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休み |
4月26日
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入場料 |
有料 一般300円、中高生100円、小学生以下・65歳以上・障がい者のかたは無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
武蔵野市立吉祥寺美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒180-0004 東京都
武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階(コピス吉祥寺A館7階) |
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最寄り駅 | 吉祥寺 |
電話番号 | 0422-22-0385 |
アーティスト・吉野祥太郎(よしの・しょうたろう、1979年生まれ)の主題は「土地の記憶」です。吉野は国内外において、土地と人との関わりをたどりつつ、その土地を成立させている記憶との対話を通して、大規模なインスタレーション作品や立体作品などの制作をおこなっています。また彼は、土それ自体に記憶が堆積していることを強く意識し、土を表現素材としてもちいるほか、記憶の層としての土を地面ごと持ち上げ「立てる」というインスタレーションも世界各地で実践しています。
吉野はこれまで、来訪者として各地に赴き、新たな視座からその土地の記憶を見いだし、大切に持ち上げることによって、作品へと具現してきました。いっぽう、本展の開催地となる吉祥寺は、吉野が幼少期から親しみ、時を過ごしてきた土地であり、いうなれば、彼自身の記憶も吉祥寺という土地の一部を成しています。彼は今回の作品制作に向けた取材の過程で、生まれ育った人、移り住んできた人、通勤している人、たまたま訪問した人など、吉祥寺を行きかうさまざまな人びとに会い、吉祥寺に存するさまざまな記憶に触れてきました。それはとりもなおさず、吉野自身の記憶を再認し、現在の吉祥寺に積み重ねなおす作業であったに違いありません。
吉野祥太郎の新展開となる本展は、大小の彫刻作品とインスタレーションによって構成されます。吉祥寺という土地に堆積し、いままさにこの土地を「吉祥寺」として立ち上げる無数の記憶のうえに、吉野は新たな記憶を立てます。吉野の作品をとおし、私たちもまた、私たち自身の素地にある記憶と向きあい、ふたたび持ち上げ「立てる」こととなるでしょう。その体験はまさに、自己存在の再発見でもあるはずです。
先ゆきの見えない時世にありますが、本展が、私たちがいまここに立っているということを問いなおす機会となるよう、願ってやみません。
吉祥寺美術館学芸員 滋野 佳美
4月22日(土曜)午後5時00分より
対談 水沢 勉(神奈川県立近代美術館 館長)・吉野 祥太郎
水沢勉氏と吉野祥太郎氏の対談。本展で展開される最新作を軸に、表現の主題や制作過程の実際などについてお話しいただきます。
予約不要・要入館。当日直接会場にお越しください。
4月29日(土曜祝日)午後2時00分より
かたりば―土地の記憶について―
山本 拓人(民俗学研究者)、吉野 祥太郎
皆さんも参加いただき、車座になり、土地がもつ「記憶」について語り合います。
要入館、ご参加にはお申し込みが必要です(4月17日午前10時より受付)。
お申し込み、お問合せは吉祥寺美術館へ。電話0422-22-0385。
5月13日(土曜)午後1時00分より
土のレストラン
ジェームズ・ジャック、南条 嘉毅、吉野 祥太郎
アーティスト・コレクティブbacilli(旧世界土協会)によるワークショップ「土のレストラン」。
テーブルを囲み、武蔵野市内をはじめとするさまざまな場所から採取した土の香りを味わいながら、土地の「記憶」について話します。
会場 井の頭自然文化園 彫刻園 B棟ほか
定員 12名
参加費 300円
ご参加にはお申し込みが必要です(4月24日午前10時より受付)。
お申し込み、お問い合わせは吉祥寺美術館へ。電話0422-22-0385。
主催:武蔵野市立吉祥寺美術館(公益財団法人 武蔵野文化生涯学習事業団)
協力:井の頭自然文化園(公益財団法人 東京動物園協会) 天壺 カヤシマ SYP Gallery