開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
月曜日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
TOTEM POLE PHOTO GALLERY
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒160-0004 東京都
新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F |
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最寄り駅 | 四谷三丁目 |
電話番号 | 03-3341-9341 |
作者は、台湾のセメント企業による石灰石採掘の痕跡を長期間にわたって撮影し、産業中心のシフトや、政治的要因により、台湾、中国、それから東南アジアへ採掘現場の地理的拡大を記録してきた。産業の標準モデルは、国境を越えて影響を及ぼしている。その中、台湾企業の主な採掘方法は、採掘後の山が巨大でフラットな土台のような外観を与えるため、「削頂」工法と呼ばれている。企業側の視点からすれば、まさに自然を征服した人類への賛辞としているようだ。
展示では、4×5の大型カメラで撮影した写真を中心に、工事での消耗品リスト、現場の等高線図、採掘計画などの資料もおさめ、ビデオ映像で構成する。2008年北京オリンピックの後、産業の中心が東南アジアへシフトしたため、その足跡も呈示する。それと同時に、「ゴーストタウン」と呼ばれる中国の奥地都市オルドスで撮影した空っぽのコンクリート住宅街も展示する。石灰石採掘で自然破壊の一途だが、それで得たものとしてのコンクリートは、オルドスでは人類にとって未曾有の葛藤と矛盾を見せてくれる。
この作品では、宋の時代を代表する絵画美術である「山水画」を模倣するような手法で表現した。古典的な美意識を伺いながらも、近代社会の過酷な側面を露呈させたのを見取られる。都会人の見えないところで、新しい「山水」が越境し、ランドスケープを書き換えていくのである。
企画 田 凱
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