開催時間 |
9時30分 - 17時00分
最終入場時間 16時30分 |
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休み |
月曜日
ただし5月1日(月)は開館 |
入場料 |
有料 一般 1000(870)円/満 70 歳以上 500(430)円/高大生 730(610)円/小中生 370(240)円 ※( )内は20名以上の団体料金 ※6月10日(土)は満70歳以上の方は入場無料 ※障害者手帳等をご持参の方は無料 ※土曜日は高校生以下は無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
茨城県近代美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒310-0851 茨城県
水戸市千波町東久保666-1 |
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最寄り駅 | 水戸 |
電話番号 | 029-243-5111 |
猪熊弦一郎(1902-1993)は香川県に生まれ、東京美術学校(現・東京藝術大学)の藤島武二教室で油彩画を学びました。1936年に小磯良平らと新制作派協会(現・新制作協会)を結成。東京、パリ、ニューヨーク、ハワイと拠点を移しながら、マティス、ピカソ、藤田嗣治、イサム・ノグチら様々な芸術家と交友し、彼らに刺激を受けつつ独自の画風を追究しました。またその制作活動は幅広く『小説新潮』の表紙絵を40年間描いたほか、三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅中央改札の壁画《自由》の制作を担ったことでも知られています。
絵本『いのくまさん』(小学館発行)は、画家・猪熊弦一郎の作品の魅力をこどもたちにもわかりやすく紹介した本で、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の企画により 2006年に発刊されました。本文は詩人・谷川俊太郎のシンプルかつ軽妙なタッチの言葉で綴られ、ページをめくっていくたびに、猪熊作品の多彩で生命力にあふれた世界が広がります。本展はこの絵本をもとに構成した、大人からこどもまで楽しめる展覧会です。また作品に加え、戦後の社会を彩った猪熊の様々な仕事等も併せて紹介し、その魅力に迫ります。
[見どころ]
(1)詩人・谷川俊太郎のシンプルかつ軽妙な言葉とともに、猪熊作品の色彩溢れる世界が広がる絵本『いのくまさん』。本展はこの絵本のイメージを、実際の作品で具現化して、ご覧いただきます。
(2)「何をかいてあるのかわからなくても、美しいというのがわかれば、それがいちばんいい絵のみかたです」と猪熊弦一郎は語っています。その言葉の通り、猪熊の作品は、抽象的なものであっても、素直に「美しい」と感じ「楽しむ」ことができます。猪熊作品の「いろ」や「かたち」を、存分にご堪能ください。
(3)絵画作品に加え、自身が「対話彫刻」と名付けた針金などによる昆虫のようなオブジェや、猪熊がコレクションしたおもちゃ、そして40年にわたり描いた『小説新潮』の表紙絵などの様々な仕事。これらを併せて紹介し、猪熊の多彩な魅力に迫ります。
(4)猪熊は、多くの友人・知人たちから様々な刺激や影響を受けました。1 階アートフォーラム展示コーナーでは、猪熊と彼をめぐる人たちについて、様々なエピソードを交えながら紹介します。
1. 講演会「猪熊弦一郎と『いのくまさん』」
講師:古野華奈子氏(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館学芸員)
日時:2023年5月14日(日) 午後2時~午後3時30分
会場:地階講堂 定員:250名(申込不要、参加無料)
2. 学芸員による鑑賞講座「猪熊弦一郎と彼をめぐる人たち」
講師:山口和子(本展担当学芸員)
日時:2023年5月28日(日) 午後2時~午後3時30分
会場:地階講堂 定員:250名(申込不要、参加無料)
3. ミュージアムコンサート「朗読とピアノで綴る『いのくまさん』の世界」
日時:6月4日(日)午後2時~
出演:見澤淑恵氏(朗読)、五木田綾氏(ピアノ)
会場:地階講堂 定員:250名(要事前申込、参加無料)
4. 2023年5月5日(金・祝)と6月17日(土)はキッズデイ
いつもは美術館に来館しにくい小さなお子さんとその保護者の方々を対象に設定。対話型の鑑賞イベントをはじめ、常時設置している授乳コーナーのほか、この日は特別に休憩室も設けます。少し大きな声で会話しても大丈夫なように、館内表示も行います。対話型鑑賞イベントのみ事前申込制。
※イベント詳細、申込方法等につきましては当館HPをご覧いただくか、お問い合わせください。
※キッズデイ対話型鑑賞イベントの5月5日分は、定員に達したため募集を締め切りました。
主催:茨城県近代美術館
特別協力:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/公益財団法人ミモカ美術振興財団
後援:水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/ NHK 水戸放送局/産経新聞社水戸 支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売 新聞水戸支局