今井俊介 スカートと風景

《untitled》2017 アクリル、カンヴァス 高村みすず氏・美和氏蔵

《untitled》2017 アクリル、カンヴァス 高村みすず氏・美和氏蔵

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会 期
20230422日 -  20230618
開催時間
11時00分 - 19時00分
入場は18時30分まで
休み
月曜日
5月1日は開館
入場料
有料
一般 1,400 [1,200]円/大・高生 800 [600]円/中学生以下無料
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
050-5541-8600 (ハローダイヤル)
情報提供者/投稿者
開催場所
東京オペラシティアートギャラリー
住所
〒163-1403 東京都
新宿区西新宿3-20-2
最寄り駅
初台
電話番号
03-5777-8600(ハローダイヤル)

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

鮮やかなストライプが印象的な絵画シリーズを手がける今井俊介(1978-)は、具象と抽象、平面と立体、アートとデザインという境界を軽やかに行き来しながら、表現の探究を続けてきました。独自のポップな色彩感覚で、波や旗のようにも見えるイメージを表した絵画シリーズは、ある時ふと何気なく目にした知人の揺れるスカートの模様や、量販店に積み上げられたファストファッションの色彩に強く心を打たれた体験が原点となっています。
ストライプや水玉といった単純な色と形の組み合わせによる模様をランダムに配置し、さらにそれらが歪んだり波打ったりすることで生まれる形態をキャンバスに描きだす今井の制作は、絵画の基本要素である色や形、平面性への考察に基づいており、今井は絵画の根本的な意味やその可能性を問い続けています。
本展は、2022年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された、美術館における初めての個展を、東京に巡回します。本展ではストライプの絵画に至る過程ともいえる作品群を新たに加え、初期作品から新作まで、絵画を中心に、立体や映像、など、さまざまな表現をあわせてご紹介します。
視覚情報が溢れる現代社会を生きる私たちが、今井の生み出す色と形の新鮮なリズムを通して、身体的な感覚をひらく展覧会となることでしょう。東京オペラシティアートギャラリー2023 年度の幕開けに、色鮮やかな作品が並びます。どうぞご期待ください。

[みどころ]
①キャリアを着実に重ねているペインター、東京の美術館での初個展
今井俊介は、国内外で作品を多数発表し、国内の美術館に作品が収蔵されるなど、気鋭のアーティストとして注目されています。本展は、今井の美術館初の大規模個展として開催された「今井俊介 スカートと風景」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2022)の東京での巡回展になります。鮮やかなストライプを特徴とする絵画シリーズ《untitled》の原点となる 2011年の作品から、2023 年現在までの 10 年以上におよぶ表現をかつてない規模で一堂に紹介するとともに、東京展では初期作品を新たに展示します。

②鮮やかな色彩による絵画と幅広い表現に注目
今井の絵画は、鮮やかな色彩を大きな特徴としています。ストライプや水玉といった単純な色と形の組み合わせによる模様が波打ったり歪んだりしながら配置される作品は、絵画に対する飽くなき探求といえます。一方で、今井は、ジャンルを横断した様々な作品を手掛けています。立体作品やインスタレーション、ファッションブランドとのコラボレーションによる衣服や、舞台映像作家の山田晋平との共作による映像作品など、多彩な作品をお楽しみください。

③東京オペラシティアートギャラリーの空間にあわせた新たな展示
本展は、昨年夏に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催され大きな話題を呼びました。今回の東京オペラシティアートギャラリーでの展示では、オペラシティの空間にあわせた新たな展示として再構成し、布を使った大規模なインスタレーションを制作します。

④オリジナルグッズの展開
当館ミュージアムショップ Gallery5 では、本展にあわせてオリジナルグッズを展開します。ポストカードや、今井の作品がプリントされた反物から切り出して製作するトートバッグ、ポーチ、ハンカチ、エプロンなどを会期に合わせて販売します。本展のポスターやフライヤーをデザインした長嶋りかこ(village®)によるデザインにもご注目ください。

主催・協賛・後援

主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:NTT 都市開発リート投資法人
協力:ホルベイン画材株式会社、HAGIWARA PROJECTS
企画協力:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

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