開催時間 |
12時00分 - 19時00分
日曜17時00分まで |
---|---|
休み |
月曜日,火曜日,水曜日
|
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
Iwao Gallery
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒111-0051 東京都
台東区蔵前2-1-27 2F |
---|---|
最寄り駅 | 蔵前 |
電話番号 | 03-5846-9313 |
2011 年3 月11 日の大震災、実家の古い家も倒壊した。写真家・小松透は息子をアシスタントに東北の太平洋沿岸に足を運び撮影を続けた。本展は、その10 年をまとめた 写真集『nature morte ─ après 311─』(2021 年)を中心とした写真展を開催する。本展のタイトルは〝Tree of (still)Life〟であり、小松は「写真は〝still Life〟である」と言う。彼はどこかに迷い込むかのように木(木々)を撮り続け、その先に何が見えてきたのだろうか……。小松の写真には一貫して静けさが漂っている。取り残された木(木々)、地を這うように倒れた木(木々)、静寂のなかに広がる荒涼な風景は、時として、異国のような雰囲気を醸し出す。
時を経て、儚くも力強い自然(木々)の先に希望がみえる。
小松 透(こまつとおる)
1969 年宮城県生まれ。94 年、多摩美術大学芸術学科卒業。写真家、TokyoLightroom プリンティングディレクター、RED Photo Gallery のメンバーとして活動。1992 年より「静物」をテーマに映像作品と写真作品を制作。2016 年11 月Place M 出版より写真集『遠い渚 ─ a distant shore ─』を刊行。同年、Steidl Book Award Japan にて、ファ
イナリストに選出。現在ドイツの出版社Steidl にて未だ写真集制作中。2020 年6 月よりPlace M のメンバーとなり、2021 年3 月Place M 出版より写真集『nature morte ─ aprés311 ─』を刊行。