長谷川 彩織 「迷子の風景 −水槽の花園− 」

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会 期
20230304日 -  20230321
開催時間
10時00分 - 19時00分
休み
月曜日,火曜日
※3/21(火・祝)は営業致します。
クリエイター在廊
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
TEL 03-5726-9985
Mail info@katsuya-susuki-gallery.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
KATSUYA SUSUKI GALLERY
住所
〒152-0022 東京都
東京都目黒区柿の木坂1-32-17
最寄り駅
都立大学
電話番号
0357269985

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度KATSUYA SUSUKI GALLERYでは2023年3月4日(土)より、弊廊では2回目となる長谷川 彩織による個展「迷子の風景 −水槽の花園− 」を開催致します。

生の植物と風景を重ね合わせることで、画面上に新たな破壊と創造のリズム引き起こし、そしてその過程で意識からこぼれ落ちていく風景を再構成し、「迷子の風景」として発表している長谷川彩織。

これまで身近な街や、都市の風景の中から生まれた「迷子の風景」は、今回新たに水槽の中から生まれました。
水の中だからこそ感じられる浮遊感と共に、観る人の視線を新しい空想の世界へ誘ってくれるでしょう。
この機会に是非ご高覧下さい。

《ステートメント》

迷子の風景 −水槽の花園−

真っ青な光のなか
小さな泡がさわさわと上がり
大きな泡がぶくぶくと形を変えながらその後を追う

ひらひらと泳ぐ魚を追いかけていたら
すごい速さで通り過ぎたもう一匹の水流に阻まれる
見上げた先の大きな影とその後ろから差し込む光に目を細める

カラフルなイソギンチャク、浮遊するクラゲ、小さなヤドカリ
視線は飛び石を渡るように軽やかに進んでいく
遠く、遠くへと。時間を忘れて。

こんな所まで来てしまった、、と思ったら
近くにあるその植物を掻き分けて
ここまで戻って来れば、大丈夫。

「迷子の風景」と題する作品を制作しています。生の植物と写真に撮った風景を同じ画面に構成し、描いていく中で次第に両者は動き始めます。互いに絡み、共生するように混ざり合っているかと思えば、再生と破壊を繰り返しながら広がり、風景を形成していく。二つの間で繰り返すリズムは風景の前に佇む人の意識を記憶や空想へと導き、彷徨わせます。そんな繰り返される儚くも力強い循環の中で迷子になれたらと思っています。

長谷川 彩織 / Saori Hasegawa

1992年埼玉県生まれ。
2016年多摩美術大学大学院(博士前期課程 美術研究科 絵画専攻)修了

[主な展示]
2016
「ASYAAF」(DDP,韓国・ソウル)
2017
「SAORIHASEGAWA」(個展,LVSGallery,韓国)
2019
「HK ART FAIR」(Art Central,香港)
2021
「3331 ART FAIR 2021/2022」(Bohemian’sGuild Gallery,東京)
2022
「In the city」(個展,KATSUYA SUSUKI GALLERY)
「3331 ART FAIR 2021/2022」(Bohemian’sGuild Gallery,東京)
「CROSSROAD」(What Caffe,東京)
「コンシンテン」(Gallery UG,東京)
「ブルーピリオド展」(寺田倉庫,東京)

[主な受賞]
2016
「神山財団 成果展第一回」(奨励賞)
2020
「Arte Laguna Prize 14」(ファイナリスト,イタリア)
2021
「NONIO ART WAVE AWARD 2021」(岩渕審査員特別賞,東京)

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