Sagamino Undercurrent -相模野を潜行する- 加藤真史

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会 期
20230304日 -  20230324
開催時間
13時00分 - 18時00分
休み
月曜日,火曜日,水曜日,木曜日
この情報のお問合せ
studiotamagoco@gmail.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
crispy egg gallery
住所
〒252-0202 神奈川県
相模原市中央区淵野辺本町1-36-1(グレーの建物)
最寄り駅
淵野辺
電話番号
0428-66-4448

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

『Sagamino Undercurrent -相模野を潜行する-』
加藤真史

[日程]
2023年3月4日(土)〜3月24日(金)[月火水木は休み]

[場所]
CRISPY EGG Gallery
神奈川県相模原市中央区淵野辺本町1-36-1(グレーの建物)
(上記住所は新住所のため、カーナビやGoogleの住所検索では見つからない場合があります。その場合は相模原市中央区淵野辺本町1-33-4にて検索してください)

[時間]
13時〜18時

[アクセス]
JR横浜線 淵野辺駅北口から徒歩12分
駐車場1台分あり
※ 日程及び時間が急遽変更となる可能性があります。ご来場の際にはHP、またはSNSにてご確認ください。

HP
https://www.crispyegggallery.com
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この度CRISPY EGG Galleryでは加藤真史『Sagamino Undercurrent -相模野を潜行する-』を開催いたします。

都市郊外に広がる「取り替え可能な風景」をテーマに取り扱ってきた加藤は、そのモチーフを地図や航空写真など、発表のたびにその表現を目まぐるしく変えており、昨年からは洛中洛外図のような風景を描き始めました。

本シリーズはこれまでとは大きく異なり、今まで地図や航空写真など実在するモチーフを描いていたのに対し、作家自身の個人的な記憶や経験に基づいて描かれた「地図」であることが特徴的であると言えます。

地図上に構造物が彼方此方に散りばめられています。その一つ一つは神社仏閣や遺跡、史跡といったその土地で重要な意味を持つものと、団地やモニュメント、公共施設のような近代的な建築物が混在し、オールオーバー的に配置されています。それゆえに画面に向けられた鑑賞者の目線は居所を失い、まるで地図を巡るように画面上を回遊してしまいます。

漂う視線を一度無理やり止め、描かれた構造物たち一つ一つを見ましょう。するとそれぞれ特徴的な形をしており、その土地の人にとってはそれがどこの場所にあり、どういうものなのかが一眼でわかるようなものばかりなのだろうな、ということが想像できます。

しかし、再び一歩離れて全体を眺めた時、その街を全く知らない他者からすれば、その神社も橋も団地も典型的な「郊外型風景」という壁紙の一部でしかなく、それは加藤が以前よりテーマにしている「郊外に広がる取り替え可能な風景」の一つの類例でしかない、ということに気がつくのではないでしょうか。

本展は相模野をモチーフとしました。

この街は鎌倉時代や多摩地域とのつながりなどの歴史の古さとは別に、戦後からは東京のベッドタウンとして機能し国道や電車による郊外的な風景の上塗りがされてきた複層的な地域であると言えます。

鑑賞者によって変わる加藤の景色は、相模野の大地においてどのように機能するのでしょうか。

加藤真史の個展は2年ぶり3回目となります。

是非とも加藤の作品をご高覧いただけると幸いです。

2023年2月吉日

CRISPY EGG Gallery

石井弘和

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