岩崎ミュージアム第484回企画展 ロコノタカラジマ RAINBOW WARRIOR

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会 期
20230329日 -  20230416
開催時間
10時00分 - 17時00分
最終日4月16日(日)は16時終了
休み
月曜日
入場料
有料
大人300円/小人100円
子連れ
この情報のお問合せ
岩崎ミュージアム 045-623-2111
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
岩崎ミュージアム
住所
〒231-0862 神奈川県
横浜市中区山手町254
最寄り駅
元町・中華街
電話番号
045-623-2111

詳細

展覧会内容

 1989年、横浜博覧会で最も大きなパビリオンに、高さ10m程、横巾は、いくつかに分かれ 50m程、このパビリオンを守る守護神のつもりで巨大な人型を制作していた。声をかけてきたのが、パビリオンの中のアメリカブースのプロデューサー、Mr.Rだ。一年程前から打合せで横浜に来日していたとき、自分を探していたという。自分の描くフィギュアを見て“RAINBOW WARIOR”と語りかけてくる。すぐにSan Diego(カリフォルニア)に来てくれという。横博が終わり、すぐに渡米した。
 Mr.Rは純粋なインディアンの血を受け継ぐという。米国でアートプロデュースのスタジオを開いていた。“RAINBOW WARIOR”とは大地、自然、宇宙を守る、主に北米インディアンの守護神だと説きはじめる。ロコの描くフィギュアがそのものだと、Mr.Rは自分とロコは昔、血がつながっていたといいはじめる。San Diegoを中心にメキシコなどに数十箇所に描くことになった。
 そして、宝島からのオファーがきた。島のメインの港に日本で最大級の外壁画、しかも凹凸がすごい。高さ15m、横巾120m程。体力の限り描いてみた。約3ヶ月間を予定した。雨の日が多く、見通しが立たない。なんとか、晴れ間を味方にして仕上げた。自分の描く“RAINBOW WARIOR”がすこしでも宝島と島民の人々に自由と幸せと平和を守る守護神であることを願いながら。そして、制作している背後に幾度か、光り輝く虹が巨大なアーチをつくっていた。
 宝島の人々をはじめ、壁画制作を応援していただいた方々に心より感謝です。
2023.Jan.30(Mon)Roccó(ロコサトシ)

ロコサトシ(Roccó)
1970年代後半より、桜木町東横線高架下で不思議なシルエットの壁画を描き始め、現在ではウォールペイントの創始者として周知されています。’89年横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイント、新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティ・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。’95年には市営バスのペイントが話題を呼びました。民間からも数多くの壁画などの依頼を受けています。’95年より彫刻の森美術館に作品を常設。渋谷同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当。一方、’90年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し、同市長より謝意宣言書が発布されました。ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に選ばれました。そして、’99年に横浜市文化賞奨励賞芸術部門賞受賞。11年は横浜赤レンガ倉庫の100年前のカワラに絵を描くワークショップを月1で開催している。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行っています。特に、街と学校と家庭とのつながりを深めるため、父兄、教職者、自治体などと話し合いを重ね、美術を通して子供たちの生活や学校の環境の改革に力を入れています。2018年には画業40周年を迎え、戸塚さくらプラザギャラリーでの大規模な個展を皮切りに横浜各地で展覧会・イベントを開催しました。また、80年代後半に活動していた横浜の姉妹都市サンディエゴで、20年ぶりに発見された当時の作品が縁で、現地からの招聘により展覧会・講演会・ワークショップを開催しました。

新型コロナウイルス感染症予防対策

・ご入館時に、検温、マスク着用、手指消毒にご協力ください。
※次に当てはまる方はご来館をお控えいただけますようお願い申し上げます。
・発熱(37℃以上)、息苦しさ・強いだるさ、咳・咽頭痛等の症状がある方
・2週間以内に感染拡大している国・地域への訪問歴がある方
・感染もしくは感染の疑いのある方が身近にいる方

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