開催時間 |
11時00分 - 19時00分
2/3 11:00 - 20:00 2/18 11:00 - 17:00 |
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休み |
終日開廊
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
info@g-hayashi-artbridge.com
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0061 東京都
中央区銀座7-7-16西七番館ビル |
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最寄り駅 | 銀座 |
電話番号 | 0335734291 |
GALLERY HAYASHI + ART BRIDGEはこのたび、木梨銀士による個展「Flux」を開催いたします。本展は、GALLERY HAYASHI+ART BRIDGEでは初の個展開催となり、自然と人間が併存する瞬間を描いた作品、また、移り変わる時の経過を重ね合わせて描くアニメーション型の絵画の新作を発表致します。
絵画という伝統的なジャンルと向き合い続けている木梨は、セント・マーチンズカレッジ在学時代より日常の思いがけない瞬間を絵画として記録してきました。ストレートフォトグラフィのように瞬間を捉えた木梨の作品はポートレート、静物、風景とモチーフは多岐にわたり、彼の個人的な実体験からくるエピソードによって物語性を含み、鑑賞者を情緒的で郷愁な思いに馳させます。
木梨の作品では時間軸とそこに関連する彼自身の情緒が重要な役割を担います。一例として、Art Fair Tokyo 2022にて発表した「Flux」をはじめとしたアニメーション型絵画が挙げられます。同シリーズは絵画の歴史と向き合うとともに、現代に急増している動画コミュニケーションと言う視覚文化を取り入れながら制作されています。動画がコンテンツの中心となっている時代にあって、木梨の挑戦は新たな絵画表現を生む鍵であると理解できるでしょう。これまで彼が出会い、記憶として深く残された動的なモチーフを一枚のキャンバスに描き、また新たな一コマを上から重ね描がいていくアニメーション型作品のマチエールは、木梨の日々の浮き沈みを表しているとともに、同じように見えるものの中にこそ、絶え間ない変化が潜むことを暗示してくれます。
本展にて展示される作品群は、様々な地域に足を運んでいる木梨が、その土地土地で見た自然と人の関係性を描写した作品が並びます。それらは描かれた場所や時間を明確に理解することはできませんが、ノスタルジーで心地の良い想像的な領域が広がり、絵画の空間的広さを見ることができます。木梨の思考と記憶に絵具と言う物質が結びつき、作品は空間に自由を得ると同時にタイムレスなものへと昇華されます。