静嘉堂創設 130 周年・新美術館開館記念展Ⅱ 「初春を祝う-七福うさぎがやってくる!」

五世大木平藏 《木彫彩色御所人形》のうち「宝船曳」 昭和14年(1939)

五世大木平藏 《木彫彩色御所人形》のうち「宝船曳」 昭和14年(1939)

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会 期
20220102日 -  20220204
開催時間
10時00分 - 17時00分
金曜は18時00分まで(入館は閉館の30分前まで)
休み
月曜日
ただし 1月 2日・9日は開館)、1月 10日(火)
入場料
有料
一般1,500円、大高生1,000円、中学生以下無料
展覧会の撮影
不可
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
050-5541-8600 (ハローダイヤル)
情報提供者/投稿者
開催場所
静嘉堂文庫美術館
住所
〒100-0005 東京都
千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階
最寄り駅
東京
電話番号
050-5541-8600(ハローダイヤル)

詳細

展覧会内容

2022年10月に展示ギャラリーを東京・丸の内の重要文化財「明治生命館」(昭和9年〈1934〉竣工。東京都千代田区)の1階に移転し、開館した「静嘉堂@丸の内」。2023年1月2日(月・振休)から2月4日(土)まで、静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅱ「初春を祝う―七福うさぎがやってくる!」を開催します。
福をはこぶ七福神と童子たち、兎の冠を戴く総勢58体の御所人形の一大群像は、卯年生まれの岩﨑小彌太(三菱第4代社長、1879~1945)の還暦を祝って、夫人孝子が京都の人形司・丸平大木人形店の五世大木平藏(1886~1941)に制作させたものです。衣装や持ち物、乗り物など、すべてが木彫彩色で精巧に仕上げられた本作は、昭和14年(1939)8月、東京麻布の鳥居坂本邸における還暦祝賀会で披露されました。笑みをたたえた人形たちは、それぞれ小彌太と夫人の姿を写したともいわれる布袋と弁天など七福神を中心に、鯛車を曳き、楽器を奏で、あるいは餅をついて、寿ぎの宴をくりひろげています。
「静嘉堂@丸の内」が開館して初めての春を迎える令和5年は、小彌太の還暦から7回りした卯年にあたります。その記念として祝賀の人形たちを展示するとともに、中国・日本の寿ぎの絵画、新春にふさわしい宴の器まで、吉祥性にあふれる作品を一挙公開。新たな人生の船出を祝う御所人形の行列とめでた尽くしの絵画・工芸品とで、東京丸の内で迎える初めての正月を祝います。

【本展の見どころ】
1.総数58体!昭和の名工による圧巻の御所人形たち
兎の冠をつけた七福神たちの「宝船曳」と「輿行列」を中心に、「鯛車曳」「楽隊」「餅つき」の5つのグループによって構成される総数58体もの御所人形がずらり一列に並びます。人形たちの愛らしいしぐさや表情をお楽しみください。

2.初春に縁起良し‼日本・中国のめでたい絵画がたっぷり
静嘉堂を代表する中国・明清時代の絵画から、江戸後期の大雅・蕪村・抱一、近代日本画の巨匠、大観・印象まで、東洋伝統の吉祥画題を選りすぐり!
3.宝尽くしのうつわで祝う正月
正月にふさわしい吉祥デザインの茶道具や懐石のうつわ、宴席の道具など、まさに宝尽くし!!

主催・協賛・後援

主催:静嘉堂文庫美術館(公益財団法人静嘉堂)

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