開催時間 |
13時00分 - 20時00分
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休み |
会期中無休
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
tel 052-774-5599
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒465-0024 愛知県
名古屋市名東区本郷 1-43 The Apartment LiF F-1 |
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最寄り駅 | 本郷 |
電話番号 | 052-774-5599 |
古代より彗星は災いの前兆など驚異の対象であった。天の秩序を離れて突然現れ来る大きな驚きは、紀元前より記述が残されている。1910年(明治43年)のハレー彗星大接近では地球と太陽との間を通り抜け、その明るさは1等星程度。天の川をも凌ぐ大きさで、尾が天を横切り首尾ともに地平に達したとも。
だが畏怖の念を抱かれてきた彗星も観測し続けていくと、周期性を持つ天体の運動であることが理解される。例えば、先のハレー彗星ならば、およそ75年周期の海王星族であるというように。周期があるということは、そこに過去と未来を重ねることもできる。そのような彗星の存在が、時間の経過を表現したいと思う作家のイメージにぴたりときた。
一般的な絵具とは違い、銀箔にしろサイアノタイプにしろ、錆び、感光し、素材自身が転じ図像が浮かび上がる。そして留まることを知らず、ともに空気や光に影響を受け変化していく。いや、敢えて変化していく余地を残してつくられた、過去から未来へ向けて変化し続ける絵画。だからこそ、それは今一瞬しか目にすることのできないイメージとも言える。遠く離れた東洋と西洋、時間と距離を飛び越えて、同じ彗星を見たやもしれぬ人々の視線を重ねあわせて。
■ステイトメント
私の作品は、時間を経るごとに見た目が変化します。時間とともに銀箔が錆び、オイルが黄変し、サイアノタイプが褪せていくことで、当初の銀色に輝く画面は少しずつ変色していきます。そのため、数カ月、数年、あるいは数十年後に、作品がどのような姿となっているのか、正確に予想することはできません。
従来、絵画は変化しないことを求められてきました。たとえ実在のモチーフが朽ちて目の前からなくなったとしても、画家が描いたイメージは同じ姿のまま絵画の中にとどまり、記憶や記録の代わりとなって残されてきました。
けれども私の作品は、イメージが常に変化し続け、再び同じ姿を見ることはできません。
これらの作品と対面するとき、そこに立ち現れるのは、絵画のなかに封じ込められ停止した時間ではなく、過去から未来へと変化し続ける「いまこの瞬間」ではないかと考えています。
■プロフィール
個展
2019 「これから来る過去、通り過ぎた未来、おぼろげな今」Gallery Valeur、愛知
2017 「e.g.g.o 0059 須貝旭 展」大雅堂、京都
主なグループ展
2021 「青の時間を纏う椅子・緑の光を纏う椅子」Light Gallery、愛知
2020 「Framework」HRDファインアート、京都
2017 「The Drawn World」 タフツ大学美術館芸術学部、ボストン
2017 「美大生展」SEZON ART GALLERY、東京
滞在制作
2019 AGA LAB レジデンスプログラム、アムステルダム
受賞歴
2022 「展覧会・演奏会 GOTO アート助成」一般財団法人 後藤欣之輔・美智子 世の中に貢献する人を育てる協会
2017 「第34回研究助成」公益財団法人日東学術振興財団
2016 「平成28年度奨学生」公益財団法人堀田育英財団
2015 「第30回ホルベインスカラシップ」ホルベイン画材株式会社
助成 : 一般財団法人 後藤欣之輔・美智子 世の中に貢献する人を育てる協会
■L galleryのコロナウイルス感染症対策について
● ご来廊の際はマスクの着用をお願いいたします。
● ソーシャルディスタンスを保って、ご鑑賞ください。
● 手洗い、アルコール消毒にご協力ください。
● こまめな換気を心がけております。
● 定期的にテーブル、ペン、ドアノブなどを消毒をしております。