開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入場は17時30分まで |
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休み |
月曜日
※ただし10月10日[月・祝]は開館。10月11日[火]は休館 |
入場料 |
有料 一般1,200円、65歳以上1,000円、大高生800円、中小生500円 ※障害者の方は500円。ただし、小中高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)。 ※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。 チケット情報:本展では、展示室内の混雑を避けるため、「日時指定券」を9月1日より販売します(オンライン・クレジット決済、またはd払い)。オンラインでのご購入が難しい方、アーツカード等の各種割引をご利用の方は、美術館窓口で「当日券」をご購入ください。ただし、来場時に予定数の販売が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
050-5541-8600(ハローダイヤル))*全日9:00 ~20:00
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒157-0075 東京都
世田谷区砧公園1-2 |
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最寄り駅 | 用賀 |
電話番号 | 03-3415-6011 |
いつも使っている文房具や調理器具。誰がデザインしたのかは、あまり気にしないものです。しかし、その使い勝手や身の回りに置いた時の心地よさはとても重要な要素としてあり、それはデザインによって生み出されています。
宮城壮太郎はそのような日常のものと空間を、数多くデザインしてきました。千葉大学工学部でプロダクトデザインを学んだ後、従来にない考え方の商業施設や製品を世に問うて注目を浴びていた浜野商品研究所に入ります。ここで宮城はプロダクト製品、インテリアやサインの仕事を手掛けました。1988年に独立した後、その活動領域は広がっていきます。企業の活動に視覚的な統一感を作り出すコーポレート・アイデンティティの策定もその一つです。
2011年に60歳という若さでその活動を閉じてしまうのですが、振り返ってみると、デザインによって生活というものにゆっくりと秩序をもたらしていたのだと思えてきます。亡くなって10年を過ぎた今も製造・販売されている製品があり、知らず知らずのうちに彼がデザインした日用品や事務用品を使っている方は多いのかもしれません。声高にではなく、しかし確固たる信念をもって「デザインに何ができるか」を問い続けた、宮城壮太郎の仕事をご紹介いたします。
宮城壮太郎 プロフィール
1951年、東京都に生まれる。高校在学中にデザイナーとなることを志し、千葉大学工学部工業意匠学科に入学。卒業後は、学生時代よりアルバイトをしていた浜野商品研究所に勤務。全天候型防水カメラ「HD-1」の開発(1979年)や、渋谷の東急プラザの総合リノベーション計画(1985年)に携わる。1988年に独立し、宮城デザイン事務所を設立。フリーランスのデザイナー、デザインコンサルタントとなる。アスクルはその創業時より関わり、ロゴマークからオリジナル商品まで幅広くデザインを行う。1992年よりGマーク商品選定審査委員を務めたほか(95年まで)、母校である千葉大学他で非常勤講師としてデザインを教えた。2011年、食道がんのため死去。
作家の言葉
これから必要なことは、多少言い古された言葉になるが、ものを作る側の論理ではなく、真にユーザーの立場に立つこと、に尽きるのではないだろうか。
「情報化時代のもののデザイン」、『デザインコンサルタント』(日本デザインコンサルタント協会出版局、2001年)
[みどころ]
デザイナー宮城壮太郎、初の回顧展
宮城壮太郎という名前を知っている人は少ないと思います。しかし、彼がデザインした製品を手にした人は多いでしょう。アスクルオリジナルのティッシュのパッケージ。コピー用紙の包み紙。プラスのファイルやホッチキス。亡くなって10年が過ぎた今、宮城壮太郎が遺した仕事を振り返ります。
え、こんなところまでデザインしているの。
あらゆるものを誰かがデザインしています。それでも職能としてのデザイナーが入っていない領域がありました。たとえば産業用ロボットのモーターや、コンピューターの冷却用ファン。宮城は山洋電気のデザイン顧問となり、モーターやファンでグッドデザイン賞を受賞します。
関係者が宮城壮太郎という人物を語る。
宮城壮太郎という人物にほれ込み、亡くなるまで継続的にデザインを依頼する企業がありました。宮城と親交のあった人物たちが、どのように宮城と出会い、どのように一緒に仕事をしたかを語る、インタビュー映像を流します。
おうちで100円ワークショップ
小さなお子様から大人の方まで楽しめる100円の工作キットの販売
販売日時:会期中の毎土曜日 午後1時~3時
場所:当館地下創作室 ※入室は一度に10名まで
主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
助成:一般財団法人自治総合センター