開催時間 |
11時00分 - 19時00分
(最終日17:00まで) |
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休み |
休館日無し
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クリエイター在廊 |
有
期間中全日在廊 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有 10/8 11:00~ オンラインショップ(https://nyar125.official.ec/categories/4587236)でも作品公開します。 |
この情報のお問合せ |
Mail:bs160059@yahoo.co.jp
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒162-0805 東京都
新宿区矢来町133-1 神楽坂ビル2F |
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最寄り駅 | 神楽坂 |
電話番号 | 090-9010-0070 |
-未分化のかたち-
まず「分化」とは特定の機能を持つ細胞に変化することを言います。
例えば植物の受精卵が細胞分裂を繰り返して根や葉を形成していく過程などです。最初は何にでもなれる細胞(受精卵)が、それぞれの機能をもった組織へと変化していき、また分化した細胞がその特徴を失った状態にリセットすること「脱分化」といいます。
ちなみに人間を含む動物の細胞は一旦分化するとリセットが難しく脱分化に成功したiPS細胞(2006年京都大学で世界で初めて人工的に作られた細胞)です。「未分化」とは何にでもなれる機能(分化全能性)をもつ細胞がリセットされた状態を言い、植物細胞は人工培養すると増殖して不定形な何にでもなれる状態(未分化)の細胞群ができ、これをカルス(callus)と言います。
本展では植物細胞のカルスのような「何にでもなれるが何物でもない」不定形で未分化な状態と、制作中に脳が引き起こす錯覚や潜在意識に抗い、何物でもない不定形であろうとする制作スタイルと重ね、個展タイトルを「未分化のかたち」としました。
ある日、突如ペン画を描き始めてから十数年「自分はいったい何を描いているのか」の答えの一つに迫る展覧会です。
新作を加えた従来の作品の中から「未分化」な要素をもつペン画を中心に展示します。
カルスが持つ「何にでもなれるが何物でもない」特徴のように、作品を通していったん身についた常識や視点(分化)をリセットし、新しい見方や解釈を日常生活の中で発見する一助となることを期待します。