開催時間 |
10時00分 - 19時00分
|
---|---|
休み |
会期中無休
|
この情報のお問合せ |
E-mail:pr-gto@tamenaga.com 担当/西山
TEL:06-6949-3434 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒540-0001 大阪府
大阪市中央区城見1-4-1 ホテルニューオータニ大阪 1F |
---|---|
最寄り駅 | 大阪城公園 |
電話番号 | 06-6949-3434 |
ギャルリーためなが大阪にて、2022年9月22日(木)から10月10日(月・祝)まで 様々な作家が描く人物画を集めた『FIGURES』展を開催いたします。
本展では20世紀以降の人物画に焦点をあて、近代絵画の巨匠ピカソをはじめ、マティス、シャガール、ルオー、クレー、パスキン、ビュッフェ他、そして現代作家ではカシニョール、アイズピリ、ギアマン、ワイズバッシュ、ロレンツォ・フェルナンデスなど19人の作家が描く人物画、約30点を一堂に展観いたします。
西洋において人物画は古くは神話画や宗教画として描かれ、16世紀ルネサンス以後は神ではなく人間とし、風俗画、肖像画が多く描かれました。17世紀になると貿易で裕福になったオランダ商人が生活空間を飾る静物画や風景画を好み、自身の肖像画も描かせたことで庶民に浸透します。元より王侯貴族たちは家系の誇りとし、肖像画を宮殿に飾りました。
そして、19世紀半ばに写真が発明されると肖像画の依頼が減り、画家たちは自由に独自の人物画を発展させていきました。敬虔なキリスト教徒であったルオーは近代の宗教画ともいえる人物を描き、ピカソは抽象化することで人間の本質を捉え、ローランサンは優しい色調で幸福感溢れる女性を描き続けました。ビュッフェの道化師は虚無感漂う自身の肖像画です。さらに21世紀の画家たちは絵画の伝統を受け継ぎつつ、新しい画材でテクニックを駆使しオリジナリティ溢れる人物を描いています。
是非この機会に様々な作家が描いた人物と対話してみてはいかがでしょうか。
人の繋がりが希薄な昨今だからこそ、本展が人について考える機会となれば幸いです。