開催時間 |
11時00分 - 18時00分
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休み |
日曜日
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
03 6775 9481
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒100-0005 東京都
千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F,2F |
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最寄り駅 | 有楽町 |
電話番号 | 03-3345-9883 |
東京の荒川と旧江戸川に囲まれた臨海部で1980年代半ばから撮ってきた私のもう一つのスナツプショツトは、バブル、東日本大震災など大きな節目を経験するたびに、その都度、都市の波打ち際からの視点を少しずつ変化させてきました。2017年の写真展「なぎさの日々」(ふげん社)は、久しぶりに「人」を真正面から捉え、グローバリゼーション、インバウンドといった状況がここにも色濃く反映されてきたことを伝えるものでもありました。
あれからたった3年。「緊急事態宣言下」の臨海風景はガラリと変わり、とても空虚で殺伐とした空間の連なりが眼前に続くだけ。誰もがそうであったように、自分自身とそこで向かい合わざるを得ない時間ばかりとなりました。そこから生まれた言葉が「孤島」であったのですが、撮りためていくにつれ、一条の光も見え始めてきました。孤島から島へ。「ここから」私たちの再生が始まるという淡い希望。ここは「大きな島」でもあるような。見失ってはいけないことやもの。そして人。ここから、いつの間にか70歳を迎える私のささやかな活力を。
大西みつぐ
エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
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