坂本沙於里個展「たねのおと」
会期: 2022-09-17 - 2022-09-24
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
坂本沙於里
書画
吉祥寺
墨
書
カフェ
アート
開催内容
ひととてまでは坂本沙於里個展「たねのおと」
を開催いたします。
書から出発し、枠組みにとらわれない
独自の世界を作り出してきた坂本沙於里
今回の新作では、改めて原点に立ち返るとともに
ジャンルも技法も関係のない
自由であり、あるがままの表現を見出した
優しい世界が広がります
それは私たちが誰しも子供のころ
持ち合わせていた感性を想起させるようです
泣きたくなるような
たおやかで美しい世界を
お楽しみください
【坂本沙於里 プロフィール】
東京都国立市生まれ。
1988年より書を稲村雲洞に師事。2014年頃より、文字から離れ、墨、アクリル絵の具などによる抽象作品を制作。
音楽からインスピレーションを得ながら、一本の線(個)が持つ無限の可能性、それを演出する空間(生きざま)とのドラマを模索している。
ギャラリーや個人宅、介護施設などで書道のほか、筆以外にも身近にある道具を使って音楽から抽象作品を描くワークショップを開催。
【展示歴】
2015.03 Art Fair 2015/韓国 Suwon Hotel
2015.07 個展「祈りのかたち」/ギャラリー スペース游
2017.11 陶・書二人展/ギャラリー スペース游
2018.01 Affordable Art Fair Milano 2018/ミラノ
2019.02 紙の美術 ART ON PAPER/北井画廊
2019.04 森と風+墨ART/アトリエ木里
2020.05 吹きガラス&墨アート二人展/ギャラリー栂
2021.08 陶・墨二人展/ギャラリー自由が丘
2021.10 個展「Beyond」/Cafe Bar ひととてま
2022.09 サン・ラの声が聴こえてきた Ⅳ/ギャラリー自由が丘
他多数
【作家コメント】
この3月、後先も考えずにふと、長年勤めた仕事を辞めました。何も予定がない毎日でも、好きな土いじりだけは欠かさず、日に何度もベランダガーデンで過ごしていました。昨年収穫した種を蒔いたり、枯れたかもと思いながらも植え替えをした植物から新芽を見つけた時の、あっ。という嬉しい瞬間は、先行き不安だらけだからこそ、ほんとうに大事にしたいものを教えてくれました。
暦が一巡する節目の今年、そうだ、わたしも新しい種を蒔きたいと思いました。
どんな土でも、どんな場所でも、しなやかに風と歌っていたい。
今のわたしの たねのおと が聞こえたら、そして、誰かの種を蒔くきっかけになれたらうれしいです。