開催時間 |
10時15分 - 17時45分
|
---|---|
クリエイター在廊 |
有
期間全日程 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
英 隆行
hana52@osaka.email.ne.jp 090-8982-1112 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒153-0063 東京都
目黒区目黒2-4-36 |
---|---|
最寄り駅 | 目黒 |
電話番号 | 03-3714-1201 |
『サハラに眠る先史岩壁画 SAHARAN ROCK ART - 英 隆行写真展』
2020年4月29日(水)-5月6日(水)
目黒区美術館区民ギャラリー 〒153-0063 東京都目黒区目黒2丁目4− 36
入場無料 開場時間10:15~17:45 最終日5月6日は14:00まで
世界最大の砂漠、サハラ砂漠には「緑のサハラ」と呼ばれる時代がありました。およそ11,500年前から5,000年前頃まで、サハラは緑に覆われていました。豊かな土地を求めて様々な民族がやって来て、彼らは自然の岩肌をカンバスとして岩絵の具による彩画や岩を刻んだ線刻画など独自のアートを遺しました。
サハラ岩壁画に先行するラスコーやアルタミラなど、ヨーロッパの後期旧石器時代の洞窟壁画では写実的な動物画がほとんどで、人間が描かれることがあってもその多くが単純化された図形です。これに対してサハラ岩壁画は、旧石器時代末期から新石器時代のものですが、動物ばかりでなく人間の様々な姿が描かれています。主題は日々の営みから精神世界まで幅広く、サハラ岩壁画は人間とアートの発展過程での重要な進化を示しています。日本ではほとんど知られていませんが、美術的な質の高さと題材の豊富さでは世界に例を見ません。また、文字のなかった先史時代の生活や精神世界を窺うことができる貴重な学術資料でもあります。
今回展示される写真はすべて実物大であり、3mを超える巨人などあたかも実物の岩壁画を目の前にしたように鑑賞できます。大型の岩壁画を実物大で再現するため、高解像度で分割撮影したものを合成しました。大きなものではでは140枚の写真を合成処理した結果、間近で見ても細部まで忠実に再現しています。
撮影地は、タッシリ・ナジェール(アルジェリア)、ハイアトラス(モロッコ)、ティベスティ(チャド)、エネディ(チャド)、ウェイナット(スーダン)、ギルフ・ケビール(エジプト)。2014年から2019年にかけて撮影しましたが、現在ではモロッコを除いて治安上の問題や当事国政府の規制で入域が困難な地域ばかりです。
関連イベント
作者による説明(期間中連日)
11:00, 13:00, 15:00, 17:00 (最終日は2回のみ)
主催・協賛・後援
協力: フランス国立自然史博物館(模写写真提供)、SCREENグループ(写真プリント提供)、エムズシステム(音響提供)
後援: 駐日アルジェリア大使館、日本-アルジェリア協会、アフリカ協会、世界遺産アカデミー
目黒区美術館の対策に準ずる