The world in 100 yearsー絶滅危惧種について考える展覧会ー

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会 期
20220726日 -  20220824
開催時間
11時00分 - 19時00分
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来場者が多数の場合は、入場制限を行う場合がございます。
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
アートスペース油亀
情報提供者/投稿者
開催場所
アートスペース油亀
住所
〒700-0812 岡山県
岡山市北区出石町2丁目3-1
最寄り駅
岡山
電話番号
086-201-8884

詳細

展覧会内容

会場の詳細:広島市内の5会場にて同時開催
■MOUNT COFFEE 〒733-0821広島市西区庚午北2-20-13-1F open10:00~18:00 定休日 月・日
■Uluru 〒730-0853広島県広島市中区堺町1丁目1−8 open9:00~18:00 定休日 金
■サゴタニ牧農 NYU 〒738-0512佐伯区湯来町大字白砂1207-2 open11:00~16:00 定休日 月・火・水 (但し天候により変更あり。問|0829-86-0337)
■地粉うどん わだち草 〒739-1731 広島県広島市安佐北区落合5丁目3−17 open11:00~15:00 定休日 木
■マアル素 sou 〒730-0802 広島県広島市中区本川町2丁目1−4 浜本ビル 2階 open11:00~18:00 定休日 水・日

◆展覧会について
広島市内の5つの会場を舞台に、各地で活躍する10名のクリエイターが「絶滅危惧種」について考えて作品を制作。彫刻、絵画、ミクストメディア、陶磁器など約100点を発表する。5つの会場を巡りながら会場ごとに設置された様々な展示作品や、動物・環境にまつわるキャプションを観ることができる。
※出品作品は、展示販売いたします。

◆コンセプト
人間以外の動物たちが絶滅した世界が現実になる。それをどれだけの人間が想像しているだろうか。その原因をもたらしているのが人間であることを、どれだけの人間が知っているだろうか。動物園や水族館で多くの人々に親しまれている動物たち。実はその大半が、野生下では種の存続が危ぶまれる「絶滅危惧種」であることは、ほとんど知られていない。100年後に動物たちはこの世界にいるのか。はたまた人間はどうなっているのか。100年後の世界、100年後の自分たちの未来について考えるきっかけとなる展覧会を目指します。
まずは知ることから始めたい。「知ることから始まる」をコンセプトに、絶滅危惧種の動物たち、ひいては人間を取り巻く状況や環境について、思いを巡らすきっかけとなる。そんな展覧会をアートスペース油亀では企画開催しています。

これまでに、2021年夏のアートスペース油亀ギャラリースペース、2022年春の阪急うめだ本店にて「絶滅危惧種」をテーマにした企画展を執り行いました。そこでは来場者のみなさまが、動物たちの見方を変えるきっかけとなる手応えを実感しました。そしてその経験を経て、このプロジェクトを定期的に続けていくことの意味を痛感しました。私たちの思いをもっと広くの方々に知ってもらうためには、どうすれば良いのか。その答えとして日本全国を巡回していくことにたどり着きました。まず、真っ先に思い浮かんだのが広島市のMOUNT COFFEEさん。様々な人々とのコラボを重ねて、多種多様な意見を受けとめるリーダーの山本昇平さんが営む人気珈琲店です。珈琲豆を販売するだけではなく、独自の目線で世の中の事象をとらえたラジオ番組やフリーペーパーの発行、展示やワークショップができる空間も新設し、様々なカルチャーを発信し続けています。この魅力的な場所をメイン会場に、広島市内の協力店舗様と連携して動物作品を展示、各会場を巡りながら鑑賞できる展覧会を開催することで、普段見過ごしていた動物たちの現実について知るきっかけとなる。そんな展覧会を開催したいと考えています。動物を愛するクリエイターたちの協力のもと、絶滅の危機に瀕し、今にも種が断絶しそうなその姿、現状を作品にとどめてもらう。クリエイターたちが生み出した動物たちを見て、訪れた人々が足をとめてくれたなら、彼らをとりまく厳しい現実に少しでも興味関心を抱いてもらえるのではないか。
とても小さな一歩かもしれませんが、それでも動かずにはいられない。何もしないで見過ごすことは出来ない。一人でも多くの人々の心に、動物たちの「今」を届けたい。作り手が生み出した作品にはその力があるのだから。

◆作品の内容
レッドリストに登録されている、ホッキョクグマ、アルマジロ、オオアリクイ、キリン、サイガ、トナカイ、ラッコ、水牛、ゾウ、フラミンゴ、オカピ、ブーラミス、リオコメネズミ、マレーバク、ペンギン、パンダ、サル、フクロウ、ユキヒョウ、サメ類などの絶滅危惧種をモチーフに作り上げる陶磁器・ミクストメディア・絵画作品。
体長約10~100cmのオブジェ作品(実物大の作品を含む)、サムホール~100号までのアクリル画・油絵、貯金箱、お皿、コーヒーカップ、マグカップ、シュガーポット、コーヒーフィルター立て、ブローチなど合計約100点。

※作品はすべて展示販売いたします。
※お子様から大人まで、どなたでもご来場いただいただけます。

◆参加クリエイター
内山太朗(陶磁器・三重県)、岡美希(陶磁器・大分県)、奥山泉(陶磁器・ミクストメディア・沖縄県)、小菅幸子(アクセサリー・三重県)、田川亞希(陶磁器・東京都)、浜坂尚子(陶磁器・愛知県)、増田光(陶磁器・愛知県)、松本妃代(絵画・東京都)、山村富貴子(陶磁器・岡山県)、吉行鮎子(絵画・岡山県) ※五十音順

◆主催者紹介
■アートスペース油亀について
アートスペース油亀(あぶらかめ)は、三大名園の一つ、岡山後楽園の対岸に位置する出石町に店舗を構えるギャラリーです。築140年を超える旧油問屋の建物を改修し、2007年にスタートしました。「視点が変わる展覧会」を合言葉に、さまざまな企画展を月替りで開催しています。カレー好きな作り手を探し出し、最後のひと粒まですくえるようにフチの角度や、重ねて仕舞うときの食器棚の収納事情まで追求した「カレーのためのうつわ展」や、廃棄予定だった果実の剪定木を灰にしてうつわに活かす「果実の灰でうつわを作る」など、普段は見過ごしていたことが楽しくなるような、独自の展覧会を作り上げています。北海道から沖縄まで、全国各地をスタッフがめぐり、各地の作り手とともに考え生み出した作品を紹介しています。

関連イベント

共同主催:アートスペース油亀(岡山市北区)、MOUNT COFFEE(広島市西区)
会場:広島市内の5会場/MOUNT COFFEE・Uluru・サゴタニ牧農・地粉うどん わだち草・マアル素

「生きものたちとぼくらのはなし」
今回のMOUNT COFFEEをはじめ、本企画に会場として参加している協力店(わだち草、marru、Uluru、サゴタニ牧農)が、定期的にひらいているお話会「ぼくらのはなし」とコラボレーションし、「絶滅危惧種」や「生物多様性」といったキーワードをテーマに、気候変動が及ぶ生物への影響や問題、また、「アート」を切り口にそれら環境問題と向き合う可能性について、各店舗のメンバーやお客さまと思いをシェアしていきます。

※「ぼくらのはなし」とは
気候変動の危機的状況は、年々その深刻さを増す一方。
地球温暖化は、産業やエネルギーの問題が大きいと思われますが、実は、温室効果ガスは食糧生産に関わる部分がとても多く、一人一人の「食や暮らし、考えかた」が大きな影響を与えています。
この、「待ったなし!」の状況を前に、生活者であるぼくら一人一人ができることを、前向きに実践していくために、まずは誰かの話に耳を傾け、誰かと話し、感じ、共有するキッカケを作ろうと、仲間たちが集まり「ぼくらのはなし」がはじまりました。
子どもたちが安心して暮らせる自然豊かな未来のために、ぜひ、一緒に話をしましょう。

「生きものたちとぼくらのはなし」
日時:2022年7/30(土)18:30~ (20:30頃終了予定)
会場:marru素sou 広島市中区本川町2-1-4 浜本ビル2F
定員:20名様

参加費:1000円(わだち草特製デザート、MOUNT COFFEEコーヒー)
出演メンバー:
・わだち草 原田健次
・MOUNT COFFEE 山本昇平 
・MOUNT COFFEE 岩竹香織
・marru 櫻木直美
・Uluru 廣中祐ニ
・サゴタニ牧農 久保宏輔
・アートスペース油亀 柏戸喜貴
お問い合わせ:MOUNT COFFEE 082-521-9691(定休日 月・日)

◆出品作品・絶滅危惧種の動物作品の画像、作家の制作風景、関連資料
アートスペース油亀スタッフは各地を巡り、作り手のインタビューや撮影を行っております。
本展の関連画像はこちらからご覧になれます。
ご自由にダウンロードしてお使いいただけます。

新型コロナウイルス感染症予防対策

感染症対策のため、20名以上のご来場がある場合は、来場順の入場制限を行います。
※マスク着用のうえご来館いただき、会場入り口で手指消毒と検温をお願いいたします。また、体調の悪い方はご来店をお控えください。
※大人数でのご来場はお控えください。(一組2名様まで)
※長時間の滞在はお控えください。
※30分ごとに窓を開けて換気いたします。

感染拡大防止のためにも、みなさまのご理解ご協力を重ねてお願い申しあげます。どうぞよろしくお願いいたします。

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