長谷川潔 1891-1980展 ― 日常にひそむ神秘 ―

長谷川潔《コップに挿した枯れた野花》1950年、エングレーヴィング、282×228㎜ 町田市立国際版画美術館

長谷川潔《コップに挿した枯れた野花》1950年、エングレーヴィング、282×228㎜ 町田市立国際版画美術館

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    会 期
    20220716日 -  20220925
    開催時間
    10時00分 - 17時00分
    土日祝 10時00分~17時30分まで
    入場は閉場の30分前まで
    休み
    月曜日
    但し、7月18日(月)、9月19日(月)の祝日は開館、翌7月19日(火)、9月20日(火)は休館
    入場料
    有料
    一般800円(600)、大・高生400円(300)、中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金 ※7月16日 (展覧会初日) は無料 ※7月27日、8月24日はシルバーデー(毎月第4水曜日は満65歳以上の方無料) ※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方と付き添いの方1名は半額割引 リピーター割引、ウェブクーポン割引、タクシー割引、パスポート割引あり
    作品の販売有無
    展示のみ
    子連れ
    この情報のお問合せ
    042-722-3111(町田市代表電話)
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    町田市立国際版画美術館
    住所
    〒194-0013 東京都
    町田市原町田4-28-1
    最寄り駅
    町田
    電話番号
    042-726-0860

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

     長谷川潔は1910年代半ばに文芸同人雑誌『仮面』の版画家として創作活動を開始し、1918年に日本を去って以来パリを拠点に活動した銅版画家です。サロン・ドートンヌやフランス画家・版画家協会に所属してパリの画壇で高く評価されたほか、フランスでは文化勲章、日本では勲三等瑞宝章を授与されるなど、芸術家としての功績がたたえられています。
     国際版画美術館は2018年度にこの版画家の展覧会を開催しました。本展はその展覧会をベースに、最初期の作品から1970年代の銅版画までを年代順に展示するとともに、関連作家の作品も展示、全体を約165点で構成するものです。また挿絵本の傑作である仏訳の『竹取物語』について、挿絵頁を可能な限り多く展示します。
     深い精神性が反映された長谷川潔の深遠な表現世界に、あらためて向き合ってみてください。

    展示構成

    第Ⅰ章(プロローグ) 日本時代 文芸雑誌『仮面』の画家 1913-1918
    長谷川潔が画家を志し、版画の制作を始めたのは1912年のことでした。日本を去る1918年まで、美術文芸雑誌『仮面』同人の版画家として活動した時期の作品を紹介します。

    第Ⅱ章 フランスで銅版画家として立つ 1919-1941
    フランスに渡り、表現を模索しつつ創作活動を開始してから、南仏の風景や神話に登場するヴィーナスのような女性像、机上の静物などを描きつつ独自の表現を確立するまでの作品を紹介します。その間にメゾチント(マニエール・ノワール)という版画の古典技法を研究し、現代版画の技法としてよみがえらせています。

    第Ⅲ章 仏訳『竹取物語』 1934(1933)
    1934年に完成した挿絵本、仏訳『竹取物語』を紹介します。本野盛一(パリの日本大使館勤務の外交官)によるフランス語のテキストと長谷川によるエングレーヴィングの挿絵が共鳴し、日本の伝統性と西洋文化が融合した近代挿絵本の傑作といえるでしょう。

    第Ⅳ章 日常に神秘を視る 1941-1950年代末
    長谷川潔は第二次世界大戦中に、見慣れた一本の樹が不意に人間と同等に見えるようになり、万物は同じだと気づいて以来、自分の絵は変わったと書き残しています。本章では、それ以後の、日常にひそむ神秘を表現し、身の回りの深遠な世界のひろがりを描き出そうとした静物画や風景画などを紹介します。技法的にはエングレーヴィングで制作した銅版画が増加し、1950年代のコップに挿した野草を刻んだ作品などに技術的にも冴えが見られます。

    第Ⅴ章 精神の高みへ ―「マニエール・ノワール」の静物画 1950年代末~1969
    長谷川潔は1950年代末から60年代末まで、細粒な点刻で下地をつくり、漆黒のなかからモティーフを浮かび上がらせる「マニエール・ノワール」(メゾチント)による静物画を多数制作しました。それらは、あらかじめ意味を与えたオブジェや草花、小鳥などを意図に従って構成することで深遠な精神世界を探求した静物画で、長谷川の表現世界の到達点として位置づけられています。

    第Ⅵ章 エピローグ
    長谷川潔自身が技法と表現の両面から、それまでの仕事を概観できるように構成した1963年発行の版画集(評論家によるテキスト入り)と、最晩年の作品を展示します。

    関連イベント

    講演会
    2022年7月30日(土) 午後2時~3時半
    講師:猿渡紀代子氏(大佛次郎記念館特任研究員)
    講堂にて/要本展有料観覧券・招待券(半券可)/先着60名

    版画体験イベント 「 レース × プレス機でつくる版画 」
    レースを使って小さな版画をつくります。子どもから大人まで、気軽に作品づくりをお楽しみいただけます(未就学児は保護者1名が同伴)。
    2022年8月6日(土)、7日(日)
    ①10:10~ ②10:50~ ③11:30~ ④13:05~ ⑤13:45~ ⑥14:25~ ⑦15:05~ ⑧15:45~(1回6名、各回25分程度)
    講師:常田泰由氏(版画家)
    アトリエにて/参加費500円
    事前申込制(先着順)/募集期間7月22日(金)~8月1日(月)町田市イベントダイヤル(042-724-5656。7時~19時、初日のみ正午から受付) または、イベント申込システム「イベシス」にて受付。(イベントコード:220722H)
    ※参加者と同伴者(1名)以外の入室はできません。
    ※小学生も保護者(1名)の同伴が可能です。
    ※同伴者は制作できません。
    ※小学生と同伴者が2人とも制作したい場合はそれぞれお申し込みください。

    プロムナード・コンサート
    2022年9月10日(土)① 午後1時~ ② 午後3時~
    (各回30分程度)参加無料/申込不要
    演奏:① 桜美林大学芸術文化学群
       ② 玉川大学芸術学部
    会場:エントランスホール

    学芸員によるギャラリートーク
    *スライドレクチャーに変更または中止の場合があります
    2022年7月17日、8月21日、9月4日、9月18日(いずれも日曜日)
    午後2時~(各回45分程度)要当日有効の観覧券

    同時開催
    ミニ企画展
    文明開化の子どもたち―浮世絵に描かれた遊びと学び
    2022年7月13日(水)~9月25日(日)
    常設展示室にて 入場無料

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