アートスペース油亀特別企画展「果実の灰でうつわを作る」

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会 期
20220709日 -  20220718
開催時間
11時00分 - 19時00分
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来場者が多数の場合は、入場制限を行う場合がございます。
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
アートスペース油亀
情報提供者/投稿者
開催場所
アートスペース油亀
住所
〒700-0812 岡山県
岡山市北区出石町2丁目3-1
最寄り駅
岡山
電話番号
086-201-8884

詳細

展覧会内容

■「リハイクル」とは?
日本の各地では、四季を通じて様々な果樹が育てられています。
岡山では豊富な水と温暖な気候に恵まれて清水白桃などの「桃」や、マスカットなどの「ぶどう」の生産が盛んです。

美味しい果実が出来るまでに、農家の方々はたくさんの手入れを行い、大切に育てます。
生育過程での木々の剪定もそのうちの一つです。
剪定されて切り落とされた木々は普段は処分されてしまいます。
油亀では、その処分されてしまう枝や木について考えました。

そして、2015年より、処分されてしまうはずの桃やぶどうの木々を灰にして回収し、全国の気鋭陶芸家たちに届けはじめました。
受け取った陶芸家たちは木の灰を研究し、釉薬として再生させ、それぞれの技法を使って、新しいうつわを創りだします。
今までに無い、新しい運動をスタートさせました。

木・灰・うつわをつなぎ、循環させることで、新しいサイクルを作り出していく。
回り続ける歯車のように「灰をリサイクルし続けていく」という思いを込めて、私達はこの活動を「リハイクル」と名づけました。

2017年には、リハイクルの第一弾として、桃の灰を使ったうつわの展覧会「桃灰作器・リハイクル ―桃から生まれたうつわたち―」を開催しました。
2年後の第二弾には桃に加えて、ぶどうの木の灰をうつわとして再生させました。
そして第三弾となる今年は前回に比べて、賛同してくださる陶芸家・ガラス作家が3名増え、展示点数も約900点と大幅に増えます。

■ 作品ができるまで
生育の中で剪定し処分されるはずの果樹の枝。
油亀は生産者の方々の協力を得て、桃やぶどうの枝、灰をいただけるようになりました。
これらの灰を各地の気鋭陶芸家にお届けした後、作り手たちはその灰について研究を重ね、
選別や精製や釉薬の調合を繰り返しながら、新しいうつわを生み出していきます。

精製の過程には次のような工程があります。
粗目から細目まで、何段階もの篩(ふるい)にかけて、不要な石を取り出したり、キメの細かさを整えます。
水に漬けてアクを取り除く作業をしたり、
それぞれの土地の土にかけ合わせて調合をして、
焼いてはまた調合を繰り返し、どこにもない釉薬のカタチを追い求めます。

灰を釉薬にする過程や、うつわに仕上げるまでの技法は、陶芸家によってそれぞれ異なります。
同じ岡山の桃やぶどうの灰を使って、どれだけの個性あふれるうつわが生み出されるか、ぜひご期待ください。
本展では、農家の方々が桃やぶどうを育てる様子や、作り手の制作過程もご紹介いたします。

■ 岡山の果樹の灰の特徴
岡山で育つ桃やぶどうの灰の特徴は、非常に透明度が高く、純度の高いクリアさがあり、釉薬にしたときの硬さがあります。
その硬さがあることで、高温度(1200℃以上)の窯の中で火に耐えて焼きぬくことができます。
発色は調合やかけ合わせる土により変わりますが、青みを帯びた白や、グリーンに焼き上がることが多いです。
また、ガラス作家のガラス炉で急速に溶かしたぶどうの灰は、みごとな黄色を発色することもわかりました。
作り手がそれぞれの灰と対峙しながら挑戦を続けることで、一期一会の焼き物が生まれるのです。

■作品点数と内容
北海道から熊本まで、12名の陶芸家・ガラス作家が焼き上げます。
それぞれの地域にある作家独自に作った特有の土に、岡山の果樹の灰をかけて焼成します。
桃やぶどうから生まれる色を純粋に追い求めた作品、
唐津焼、信楽焼、益子焼など、それぞれの技法を駆使して果樹の灰を掛け合わせながら生まれる新しい釉薬作品、
さらに、ぶどうや桃をイメージしたカタチ・造形、
果実のお料理を盛り付けることをイメージしたうつわ、
ぶどうや桃に関連した物語を染付や鉄絵で描いた作品、
自然派のワインを美味しくのむことを追求したワイングラスなどなど、百花繚乱に大登場。

鉢、お皿、ぐい呑み、徳利、片口、小付、向付、めしわん、ワイングラス、花入れ、オブジェなどなど。
900点を超える全国初公開の果実灰作品が一挙に登場。
出品作品はすべて展示販売いたします。

■参加作家
加地学<北海道>、馬渡新平<北海道>、四海大<栃木県>、寺村光輔<栃木県>、大隈美佳<神奈川県>、長谷川哲也<愛知県>、安藤大悟<三重県>、古谷浩一<滋賀県>、八木橋昇<滋賀県>、八田亨<大阪府>、白神典大<岡山県>、梅田健太郎<熊本県>

■特別イベント1 期間限定 GRAPE SHIPのナチュールワイン「mellow 2021」を販売
スペシャルイベント開催決定。本展を記念して販売スタート大決定。
展覧会にご協力いただいたGRAPE SHIPより登場。
「mellow 2021 青(岡山限定)」と「mellow 2021 黄」 が油亀にお目見え。
倉敷市船穂町で育てられたマスカット・オブ・アレキサンドリアを、100%使用したこのワイン。
ラベルに描かれているのは、スコープを持つ女の子。
GRAPE SHIP松井さんのお子さんをモデルに、「見守る」をテーマにかかげ油亀がデザインを担当しました。

ぶどう畑の様子、ワインの醸造の様子、ワインを飲んで楽しんでいる人の様子。
ワインの名前の通り、「mellow」な気持ちになっているか。
たくさんの人々が陽気になって寛いで、心地よい時間を過ごしているか。
彼女はスコープを通して見守っています。

日本のナチュールワインの歴史に名を残すであろう松井さん。
昨今はなかなか入手も難しいとあって、この機は決して見逃せない。
比類のない特別なワインは数量限定販売。完売必至、売切御免。

GRAPE SHIPのナチュールワイン「mellow 2021」販売会
2022年7月9日(土)→ 18日(月祝) open11:00 close19:00 火曜日休廊

mellow 2021 青(岡山県限定) 100本限定販売 お一人2本まで
mellow 2021 黄(全国販売)お一人1本まで
各2,750円  先着順・完売時はご容赦ください。

「mellow 2021 」
原材料名:ぶどう(岡山県倉敷市産)
製造者:GRAPE SHIP株式会社
岡山県倉敷市船穂町船穂7153-1
内容量:750ml

GRAPE SHIPについて
岡山県倉敷市船穂町産のマスカット・オブ・アレキサンドリアから自然派ワイン(ナチュールワイン)を作る醸造所。
所在地 〒7100261 岡山県 倉敷市船穂町船穂7153-1
https://www.grapeship.jp

GRAPE SHIP(グレープシップ) 松井一智 プロフィール
GRAPE SHIP株式会社代表、ヴィニュロン(ブドウ栽培兼ワイン醸造農家)。関西でフレンチシェフとして働いている際に、ワインと料理の研究のため渡仏。現地でナチュラルワインの世界を探求、感銘を受ける。帰国後、醸造家になることを目指し、地元岡山県倉敷市船穂町で130年の歴史を誇るマスカット・オブ・アレキサンドリアの生産を学ぶ。2012年新規就農。2017 年ワイン醸造家の大岡弘武さんのワイナリー立ち上げに従事。同年、ワイン用のマスカット・オブ・アレキサンドリアの収穫に成功。2019年初めてのナチュラルワイン「M」が完成する。2021年GRAPE SHIP株式会社を設立し、醸造所が完成。自社醸造開始。

主催・協賛・後援

協力:GRAPE SHIP(倉敷市船穂)、にご桃農園(岡山市北区今岡

新型コロナウイルス感染症予防対策

感染症対策のため、20名以上のご来場がある場合は、来場順の入場制限を行います。
※マスク着用のうえご来館いただき、会場入り口で手指消毒と検温をお願いいたします。また、体調の悪い方はご来店をお控えください。
※大人数でのご来場はお控えください。(一組2名様まで)
※長時間の滞在はお控えください。
※30分ごとに窓を開けて換気いたします。

感染拡大防止のためにも、みなさまのご理解ご協力を重ねてお願い申しあげます。どうぞよろしくお願いいたします。

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