異形のヴンダーカンマー

マンタム

マンタム

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会 期
20220603日 -  20220609
開催時間
10時00分 - 19時00分
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
子連れ
この情報のお問合せ
Bunkamura ギャラリー
情報提供者/投稿者
開催場所
Bunkamura Box Gallery
住所
〒150-8507 東京都
渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1F メインロビーフロア
最寄り駅
渋谷
電話番号
03-3477-9174

詳細

展覧会内容

13名のアーティストによる驚異の部屋

古来より遺跡から発掘される出土品の数々は奇なる人や動物の形をデフォルメした造形物が大半である。
だがその作られた意味目的には謎が多く、今でも考古学の研究対象のままとなっているものが多い。
古代の人々が残した縄文式土偶をはじめユニコーン・ケンタウロスなどに代表される数々の神話の中の神獣、スフインクス、モアイ像、アフリカ・アジアのシャーマニズムをベースとした神像、儀式などに用いられる仮面など枚挙にいとまがない。
「異なるもの・奇なるもの」は人間の主観を基本として成立しており、その伝承も含めて成長過程における教育や慣習、またその時代の価値基準において刷り込まれている。その慣習・因習に問いかけとしてピカソなどが提唱したキュビズム然り、子供たちが熱狂しているアニメ・特撮などの怪獣・怪人・宇宙人のキャラクターは皆異形であり、子供たちが未知の異なる者たちに対する憧憬を持つ事がその証左である。
また、異形は多様性を認めない封建的な時代には偏見や差別、迫害とそれによる戦争を繰り返し、悲劇を引き起こしてきた。この歴史は厳然と存在し現代もなお世界各地で紛争を引き起こす要因となっている。

─その時代を映す異端のカタチは現代にどう表れるのか。

本展では慣習化した視覚・認識に対して疑問符を投げ掛ける作家たち13名に焦点を当て現代にあるべき
異形をより明快に展開する。グロテスクでありながらもどこかユニークで愛おしい、唯一無二の存在であ
る異形たちが会場でご覧いただけるであろう。

※ヴンダーカンマーとは、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室である。ドイツ語のWunderkammer(ヴンダーカンマー、ブンダーカマー)の訳語は「驚異の部屋」「不思議の部屋」とも呼ばれる。(ウィキペディアより)

【出展作家】
愛実/有賀眞澄/上原浩子/江本創/木村龍/櫻井結祈子/塩澤宏信/高嶋英男/トレヴァー・ブラウン/林美登利/hippie coco/マンタム/横倉裕司

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