蜷川有紀展「薔薇の王国」

「薔薇王と姫」 和紙・岩絵の具・コラージュ 117.6×96.5㎝ 2022年

「薔薇王と姫」 和紙・岩絵の具・コラージュ 117.6×96.5㎝ 2022年

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    会 期
    20220514日 -  20220522
    開催時間
    10時00分 - 19時00分
    クリエイター在廊

    会期中連日 14時~17時
    ※19日(木)は18時~19時
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    子連れ
    この情報のお問合せ
    Bunkamura ギャラリー
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    Bunkamura Gallery 8/
    住所
    〒150-8510 東京都
    渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8 階
    最寄り駅
    渋谷
    電話番号
    03-3477-9174

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    そうだ、あの馬に乗り空を駆けるのです。
    洞窟のなかの古代人のように。
    神話のなかの神々のように。
    時空を超え、変わらないものを求めて。
    自分の奥深くにあるものが、
    国境を超え、時代を超え
    誰かと繋がっていることを信じて
    今日も創作に励みます。
    2008年に画家として
    Bunkamura Galleryでデビューして14年。
    応援してくださった皆さまにこの場をかりて
    心より御礼申し上げます。

    BY YUKI NINAGAWA

    「自分がやりたいことに、ゼロから取り組みたい」という想いから、2005年に長年続けていた女優業を休止し、その後は絵の世界に一意に情熱をかけてきた蜷川有紀。画家として成熟した彼女が描く世界はより深淵に、そして荘厳さを増し、なお華々しく咲き溢れています。

     赤色にひときわこだわりを持つ彼女が用いるのは、卑弥呼が愛したと伝わる『紅辰砂(べにしんしゃ)』。色褪せず真紅の輝きを放つ岩絵具で描かれた代表作「薔薇」の作品群は、まるで永遠の命と美の渦巻く宮殿へと観る者を誘います。そして本展では「王国」をテーマに、物語性と情緒に富む新作をご紹介。時代も国も超えて描かれるその地の姿は、途絶えることのない人類の希望を感じ取ることができます。また近年制作したダンテ『神曲』《地獄篇》の一部を切り分けた作品群も展示販売。プロジェクションマッピングと組み合わせた展示空間では、より深紅の世界へ没頭することができるでしょう。

     Bunkamura Galleryでは4年ぶりとなる待望の個展。未曾有の災禍により変化の多い日々を過ごす中でも、変わらず真摯に絵画へと向き合い、自らの表現を生み出すことを続けた蜷川。今この瞬間の彼女にしか描けない、ユーモラスで詩情溢れる世界の炸裂をぜひご堪能ください。

    主催・協賛・後援

    主催:Bunkamura Gallery
    協賛:デルタ電子株式会社、プリオホールディングス株式会社

    平均:0.0 
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