開催時間 |
13時00分 - 19時00分
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休み |
なし
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クリエイター在廊 |
有
開催日全日在廊 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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子連れ |
可 ( 東京都) |
この情報のお問合せ |
photo.kk3@gmail.com
喜多研一 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒160-0004 東京都
新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102 |
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最寄り駅 | 四谷三丁目 |
電話番号 | 03-6380-1666 |
「GROUND RESUME」というプロジェクトは、2018年に開始した。
東京23区を歩き、自然に足が止まった地点を撮影する事を繰り返し、5年程が経過したあたりで、東京という街への視点が変容したように感じる。これまでは、生まれた街である東京に抱いている故郷としての感覚が私の無意識下で支配的だったようだ。
ところで、人類が直立二足歩行を開始して以来、我々は「歩くことによる移動を前提にして数百万年、何千年、何世代もの時間を経て、地球の隅々までその生活圏を拡げた」と云えるだろう。「GROUND RESUME」は、人類の「歩く」という事の追体験でもあり、東京という大都市の拡大してきた歴史に呼応させるプロジェクトでもある。
さて、東京という街を歩き続けた私は、自然に体が反応した「地点」で立ち止まり、撮影という行為に徹する「作業者」へと変化していった。そこには場所としての「東京」が存在しているだけで、写真家のオリジナリティらしき意識が「剥がれ落ちる」ような感覚がある。残されたのは、写真家の生理とも云うべきものであろうか。
今回のギャラリーヨクトでの展覧会は、来場者が会場までの最寄りの駅から「歩き出した」地点が、展覧会のスタート地点である。それは、写真家が「歩いて」「立ち止まり」「撮影する」一連の行動を来場者が仮想的な追体験ができる事を目指している。
※主なプリント 2m×4m 1点 2m×3m 2点