開催時間 |
10時00分 - 18時30分
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休み |
祝日
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展覧会の撮影 |
可 |
子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
〒101-0051東京都千代田区神田神保町2-11-4メゾン・ド・ヴィレ 神田神保町1F (神保町さくら通り)
Tel /Fax: 03-6261-0018 email: guas.info@gmail.com ホームページ: https://www.uchigoshizimi.com/index.html |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒101-0051 東京都
千代田区神田神保町2-11-4 メゾン・ド・ヴィレ神田神保町1階 |
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最寄り駅 | 神保町 |
電話番号 | 03-6261-0018 |
このたびUCHIGO and SHIZIMI Galleryでは、2022年4月22日(金)より4名の作家によるグループ展Douce Lumière (ドゥス・リュミエール) を開催いたします。
本展では、自宅の庭園で育てる植物たちの声を代弁する相原悦子、故郷の風景などを題材として人々の心情に寄り添う奥山帆夏、自らが感じる癒しを通して他者との共感を生みだす鷲見茜、自由な発想で廃材に新たな生命を吹き込む富田菜摘の新作を中心に発表いたします。
それぞれの独自性が光る作品から構成された空間を是非直接お楽しみください。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。
STATEMENT
本展のタイトルであるDouceはフランス語で心地よい、愛情のこもった、穏やかな、柔らかな、心にしみる、甘美な、環境に優しい、等といった多様な意味を含んだ形容詞、Lumièreは光、煌めき、(問題の)解明という意味の名詞です。
未知の感染症の蔓延とそれに伴う経済格差や価値観の分断の拡大、構わず急速に進み続ける気候変動。目を伏せたくなる複層的な問題を孕みながら、地球規模で緊張感の続いている現代社会。
そんな過渡期の只中で、体温と慈愛に満ちた4名の作家による作品を通じ、それぞれの個の未来に寄り添うさまざまな形の”光”を感じて頂けたらと願い企画をいたしました。
ARTIST’S PROFILE(五十音順)
相原 悦子| 画家
栃木県生まれ。2015年武蔵野美術大学造形学部卒業。自宅の屋上に野菜・花・果樹を栽培する「屋上空中庭園」を持つ。同じ生き物として植物群と対等に触れ合い、目に見えた世界を独自の視点で描く油彩画家。幼少期より母方の美術的素養を身に付け、水墨画を嗜好した祖母や寺の住職を棄て放浪画家になった親戚からの影響を受けて育つ。2010年に画家西村富彌の知遇を得る。2012年熊谷守一大賞展奨励賞。同年に武蔵野美術大学造形学部に編入し、2015年に卒業作品研究室奨励賞。
奥山 帆夏 | 画家
1996年北海道生まれ。現在、東京藝術大学大学院第6研究室卒業。生まれ育った場所の自然をモチーフとし、日々抱く欠落感、郷愁の想いを解きながら人々の心情に寄り添えるものを描く。具体的な形態の中の抽象的イメージを探り出しながら、地と図が絡み合うように筆を置く事で視点が迷う感覚を生み出す。2020年MAKII MASARU FINE ARTS(東京)、2021年JINEN gallery(東京)にて個展を開催。また2021年に京都府京都文化博物館にて開催された「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」に参加。
鷲見 茜 | 陶芸家
1995年愛知県生まれ。2020年東京藝術大学美術学部工芸科卒業。特有の白の色味の美しさに魅了され、磁器土の手びねりによって生き物をモチーフとする作品を生み出す陶芸作家。大学時代に教授や先輩による美しく繊細な磁器作品に深く感銘を受けると同時に、若手作家減少の現状を知る。加えて幼少期に磁器の生産が盛んな英国に在住した経験も影響し、現在の道を決意。自身が感じる「癒し」の要素を大切にしながらも共感を生む作品を、名古屋市に自ら構えた小さな工房兼住居にて制作している。
富田 菜摘 | 美術家
1986年東京都生まれ。2009年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。不要となった日用品や電子機器、廃材や古紙を丁寧に組み立て、表情豊かで愛らしい動物の立体作品を制作している。また、個展だけでなく身近にある廃材を使ったワークショップの開催、店舗やテレビ番組の美術制作、ミュージックビデオのアートワークなども担当し、国内外問わず幅広く活動。浜田市世界こども美術館、東京オペラシティアートギャラリー、佐藤美術館(東京)、府中市美術館、多摩美術大学美術館に作品が収蔵されている。
オープニングレセプション:4/22(金) 16:00~19:00