Angelico − 天使論 − 伊豫田 晃一・豊永 侑希 ふたり展
会期: 2022-04-01 - 2022-04-16
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
開催内容
天使とはなにか、神に仕え、神と人間とを仲介し、人間の守護にあたることもある霊的存在。
英語のエンジェル angel の語源となったギリシア語の ángelosは使者の意味。ペルシアの宗教に始まり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に入った。西洋の長い思想の歴史の中で、2000年以上に及ぶ長い期間、多くの優れた思想家が天使について様々な探究と思索を行なってきた。天使を神話やメルヘンの世界の想像力の対象としてのみならず思想史の流れに立ち返り、学問的研究の対象として捉えることによって、現代人の自己実現と認識が図れると説かれる幾多の天使論を二人の画家が作品に表現してみた。もともと天使の存在は、風や光として感じ取られることもあったが、美術作品では翼をもつ人間の形で表現されるようになり、神に背いた天使である悪魔を除くと、人間を守り善を勧める天使は女性や子供の形をとるものがしだいに多くなっている。ふたりの作家は天使のような人物像を創作してみた。 出展作品 油彩画・水彩画・鉛筆画 16点
豊永 侑希
福岡県生まれ
武蔵野美術大学 日本画科卒業
オールドローズに魅せられ、
油彩、テンペラ画を研鑽。
個展、グループ展 多数
「バラの園を夢見て」を出版
伊豫田 晃一
1976年生まれ 横浜市在住
テキスタイル、装飾品のデザインや
書籍の装画、挿絵等でも活躍。
個展、グループ展 多数
作品集Magnum Opus、Tenebris Lux
Ars Combinatoriaを出版