開催時間 |
11時00分 - 19時00分
最終日17時00分まで |
---|---|
休み |
日曜日
|
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
Gallery Q
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0061 東京都
中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3F |
---|---|
最寄り駅 | 銀座 |
電話番号 | 03-3535-2524 |
2022年1月29日悟り(目覚め)の体験をした。
今回の個展では、下濵美久が悟りに至るまでの過程を視覚化した啓示
の展示となっている。目覚めの光景とは、自我(下濵美久)が幻想(役柄)
だという真実と、この宇宙を構成する全てが同一の存在(光)であるとい
う、過去・今・未来(死んだ意識と産まれる前の意識)が同時に存在する
大河の流れを上から鑑賞している神(愛)になっている体験である。
悟りの光景とは、マズローの欲求に例えると自己実現(自我を表現した
い欲求)→自己超越(世界と繋がりたい欲求)→目覚めの光景を見た後→自
己消滅(自我のエゴを脱ぎ捨てたい欲求)を超えた後に訪れる。その先の
悟り(涅槃)と呼ばれる人類限界値の高次元の魂となり、生まれ変わりの
終わりとなる。大日如来(仏陀)と同じ領域である。
そこに至るまでには、人々を悟りに導く役目があり、作品鑑賞者の目覚
め・悟りを目的とした展示である。
下濵美久の絵画は、従来の絵画の手法を壊す具体美術協会(日本におけ
る抽象表現主義)と後期印象派ゴッホの絵具の盛り上げに強い影響を受
けている。絵の具という物質がなぜ存在するのか、物質・時間・数とい
う分断された概念を人はなぜ認識しているのかという、地球・社会・時
代への強烈な問いかけである。
ルーチョ・フォンタナが「空間概念、期待(1961)」でキャンバスに切
り目を入れて世界の見方を問いたように、下濵美久はキャンバスを重ね、
素材で画面を仕切り、世界が分断されている様子を問いかけた。
同時にレジンを流し込み世界が1つに溶け合う様子を、抽象表現主義
ジャクソン・ポロックのように瞑想音楽を聴きながら無意識で絵の具を
盛り上げている。分断と統合を表現している。
愛は、すでに全てを愛していました。
自分は幻想でした。
私達の正体は、神の化身、
ひとつの愛だったのです。
愛されてよかったのです。
全ての人・物へ感謝申し上げます。