開催時間 |
10時00分 - 18時00分
木・金は20時00分まで 入館は閉館時間の30分前まで |
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休み |
月曜日
毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、ただし5月2日(月)は開館 |
入場料 |
有料 一般1100円、学生 900円、中高生 ・ 65歳以上 550 円 ※オンラインによる日時指定予約を推奨いたします |
展覧会の撮影 |
不可 |
この情報のお問合せ |
03-3280-0099 (東京都写真美術館)
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒153-0062 東京都
目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 |
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最寄り駅 | 恵比寿 |
電話番号 | 03-3280-0099 |
大判カメラのアオリを利用して、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家・本城直季。
生まれ育ったまちや世界に不思議な違和感を覚え、この世界を知りたい、俯瞰したいという思いを原動力に、制作を続けてきました。
その作品はまるでミニチュアの世界のようで、私たちにこの世界の実在と虚構を問いかけると同時に、被写体である「まち」や「ひと」に対する、作家のあたたかく愛おしげなまなざしを感じさせます。
作家初の大規模個展となる本展では、2006年に木村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」シリーズをはじめ、独自の表現を生み出すまでの試行期の作品や、アフリカのサバンナを切り取った初公開シリーズ「kenya」、そして東日本大震災発生から3ヶ月後の東北を写した「tohoku 311」シリーズ、さらにはオリンピックイヤーの東京を被写体とした本展のための撮り下ろし作品など、未公開作を含む約200点を展示し、写真家・本城直季の目を通して見る私たちの“まち”の不思議をご紹介します。
初の大規模個展、これまでに制作されたシリーズ作品を一堂に公開
生まれ育ったまちや世界に作りもののような違和感を覚え、この世界を知りたい、俯瞰したいという思いが本城直季の作品制作の動機であり原動力となっています。
そこから、本城のまなざしは、都市のみならず、学校、公園、工業地帯、森、サバンナなど、様々な場所へ向けられていきました。
本展では、アオリを利用した独自の表現を生み出すまでの試行期の作品から木村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」シリーズ、そして、そこから派生した数々のシリーズ作品を一挙に紹介します。
「kenya」「industry」「tohoku 311」シリーズを初公開
本来自然であるはずのサバンナに人工的な違和感を覚えカメラを向けた「kenya」シリーズ、地上からは全容が窺いしれない工業地帯を空から覗いた「industry」シリーズ、東日本大震災発生から3カ月、思わずヘリコプターで向かい撮り下ろした「tohoku 311」シリーズ。
様々な被写体が本城を作品制作に駆り立ててきました。本展では、これらのシリーズ作品を初めて公開します。
本展のための特別な撮り下ろし作品を公開
東京都写真美術館での開催を機に、新たに東京の撮り下ろしを敢行。
東京五輪開催を目前に控えた2021年夏と同12月の2回にわたり撮影された東京の姿は、まさに私たちの現在地を象徴する日本のポートレートとも言えるでしょう。
オープニング記念トーク
東京会場の開催を記念して本城直季氏を招き、作品にこめた思いや制作の裏側をお話しいただきます。
日時;2022 年 3 月 19 日(土) 14:00~15:30 (13:30 開場)
登壇者:本城直季(本展出品作家)、武内厚子(東京都写真美術館学芸員)
会場:東京都写真美術館 1 階ホール
定員:190 名 、先着順
※当日10 時より 1 階総合受付にて整理券を配布します。番号順入場、自由席。
※イベント は 諸般の事情によ り 変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催:朝日新聞社、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
協賛:株式会社サンエムカラー
協力:株式会社フレームマン、nap gallery