開催時間 |
11時30分 - 19時00分
最終日は17:00まで |
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
g-hinoki@axel.ocn.ne.jp
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-9-9 ウインド京橋ビル2F |
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最寄り駅 | 宝町 |
電話番号 | 03-6228-6361 |
レリーフ状の半立体作品。木にアクリル着色。20点程。
ギャラリー檜Bでの展覧会です。
作家のコメント
今回は、2つのシリーズ「イリアト」と「カゲイロ」を主に展示します。
イリアト
「構成」をテーマとして、色の板を組み合わせた半立体作品。
「イリアト」は造語である。色板→IROITA→IRIATO→イリアト。
大学卒業後、制作活動をするようになり、半立体作品を作り始めた。
40年程前の当時、ミニマルアート大流行で、「絵画からイリュージョンを排除すること」「絵画を物質として提示すること」が現代美術の一大潮流のようだった。(が、なんのことはない。美術の一つのピースに過ぎなかった。)絵画の物質感を強調する手っ取り早い手法としては、壁から手前に出せば良いのだった、ジャッドやステラが、そうしたように-。
また、人は、ものごとを見る際に、必ず多方向から見ているが、半立体であるが故に、この作品も多方向から見ることが可能になる。
「構成」は幅広い意味を含んでいるが、この「構成」をテーマとした作品において「イリュージョン」と「記録性」を排除し、作品と作品を取り巻くわずかな空間における「均整の取れた形と色彩のバランス」を追求している。
カゲイロ
「影色」である。「イリアト」を制作する中から派生した作品。
「イリアト」に射す光によって、「イリアト」に複雑な陰影が生じることがある。
この陰影を見せようとした作品。描いた影に実際の影が重なっている。
また、「イリアト」で排除した「イリュージョン」を復活させた作品でもある。
人は、光によって、ものを見ているのだが、光があると必ず陰影が生じるのである。