ムーミンコミックス展

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会 期
20220121日 -  20220327
開催時間
10時00分 - 20時00分
最終入場19時30分まで
休み
1月24日(月)、2月14日(月)、28日(月)、3月14日(月)
入場料
有料
一般1,300()1,100)円、大学生・70歳以上1,100(900)円、高校生900(700)円、小中生500(300)円
※小学生未満は無料。 ※()内は前売または15名以上の団体割引料金。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費指定難病医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は5割減額。 ※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可。
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
長崎県美術館 095-833-2110
情報提供者/投稿者
開催場所
長崎県美術館
住所
〒850-0862 長崎県
長崎市出島町2番1号
最寄り駅
出島電停
電話番号
095-833-2110

詳細

展覧会内容

ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソン(1914-2001)による漫画・ムーミンコミックスは、イギリスの「イブニング・ニューズ」紙で1954年より20余年にわたり連載されました。主に、トーベが絵と台詞、弟のラルス(1926-2000)がネタ探しと英訳を担当し、1960年からはラルス一人で漫画を制作。コミックスの連載はムーミンの人気を決定的にしました。本展はコミックスにスポットを当て、キャラクター設定やスケッチ、原画など、日本初公開となる280余点を通じて、楽しくも奥深いムーミンたちの豊かな世界の魅力を伝えます。

◆ムーミンコミックスとは
ムーミン童話の世界を気楽でコミカルなものとして、時には社会風刺のエッセンスも加えながら、大衆的に馴染みのある漫画で表現したムーミンコミックス。その歴史は、1947年から2年間フィンランドのスウェーデン語系新聞「ニィ・ティド」紙に『ムーミントロールと地球の終わり』が掲載されたことに始まります。1954年になるとイギリスの夕刊紙「イブニング・ニューズ」紙で連載がスタート。姉であるトーベと弟のラルスによる、姉弟ならではの連携プレーでコミックスを手掛けたのです。
1960年からはラルス一人で漫画制作を担当し、1975年まで連載は続きました。「イブニング・ニューズ」紙によるムーミンコミックスの連載はイギリスにとどまらず、その年の内にスウェーデン、デンマーク、そして母国フィンランドの新聞、さらに最盛期には40カ国以上、120紙に転載されたほどで、その読者も1200万人とムーミンの人気は爆発的なものとなります。20余年にわたり連載が続いたことからも、その人気ぶりは容易にうかがえるでしょう。その波及効果は、すぐにオリジナルであるムーミン童話の児童文学シリーズにも及び、次々に世界各地で翻訳、出版されました。ムーミンコミックスをきっかけに、トーベは児童文学作家としての国際的な名声を不動のものにしたのです。日本でも2000年から、筑摩書房より「ムーミンコミックス」(訳冨原眞弓、全14巻)が出版されています。

◆トーベが描いたムーミンコミックスのスケッチ、ラルスの描いた原画が日本初公開!
本展では、ムーミンコミックス連載にあたり、トーベが描いたキャラクター設定のドローイングやスケッチが出品されます。作品からは、何度も描きなおしたであろうと思われる鉛筆の筆致や、登場キャラクターの多様な描写を見ることができ、コミックス制作における貴重な背景資料といえるでしょう。
また、ラルスが一人で手掛けたムーミンコミックス52作品の中から4作品を選出し、実際に使用した貴重な原画をご紹介します。これらの内、3作品は、日本ではまだ書籍化されておらず、必見です。これらの今回ご紹介する作品は日本初公開となり、ムーミンファンに限らずどの方にも楽しんでいただける内容
です。

◆作家紹介
トーベ・ヤンソン(1914-2001)
フィンランドのヘルシンキに生まれ、15歳から芸術家としてのキャリアをスタート。絵画家、風刺画家、短編作家としても活躍します。1945年から25年間にわたって書きつづけた「ムーミン」の小説シリーズは世界各国で多くの読者に親しまれています。1954年、コミックスの連載を始めると、20か国以上で翻訳・出版され、ムーミンの人気を決定的なものにしました。

ラルス・ヤンソン(1926-2000)
トーベの末弟。15歳のときに冒険小説『トルトゥーガの宝』でデビュー。ムーミンコミックスの連載が始まると、トーべとともにマンガの制作や英訳に関わり、1960年から1975年は一人で連載を続けました。また、TVアニメ「楽しいムーミン一家」では、企画から制作にいたるまで、トーベとともに監修者として関わりました。

主催・協賛・後援

主催:長崎県美術館、KTNテレビ長崎
特別協力:ムーミンキャラクターズ社
協力:ライツ・アンド・ブランズ、筑摩書房
コミックス翻訳:冨原眞弓
アート・ディレクター:大谷有紀
企画制作:東映
後援:フィンランド大使館、長崎県、長崎市、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎新聞社、西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、NHK長崎放送局、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎、長崎県書店商業組合

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