建築のヴィジュアリティ Architectural Visuality

「Dome 2010 」acrylic on canvas 130.3×194cm (c) Motonori Uwasu

「Dome 2010 」acrylic on canvas 130.3×194cm (c) Motonori Uwasu

  • 印刷する
  • add calendar
会 期
20211217日 -  20220130
開催時間
10時00分 - 19時00分
休み
月曜日,火曜日,水曜日
12月27日(月)〜 1月5日(水)冬季休廊
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
Gallery OUT OF PLACE
情報提供者/投稿者
開催場所
Gallery OUT of PLACE
住所
〒630-8243 奈良県
奈良市今辻子町32-2
最寄り駅
奈良
電話番号
0742-26-1001

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

いわゆる建築家が、実際の地球上のある場所に建てる(建てた)構造物を、仮に「実存建築」と名付けるとしよう。
その一方で、ならば美術家を魅了し彼らが想像し描き出す構造物は「仮想建築」となるのかもしれない。
その間にあるのが写真家によって実際の建造物から切り取られた(トリミングされた)表象で、それらは「写真建築」と呼べるのかもしれない。

あらかじめ断っておくが、「実存建築」「仮想建築」「写真建築」は筆者の造語であり、
「実存建築」は実在する建築を意味しないし、「仮想建築」とは言っても空間を持たないわけではない。
そして当然ながら「写真建築」は「建築写真」とは全く違う概念である。

住めない建築、不条理な仮想空間などをキーワードに、
ル・コルビュジエの建築を多く撮り、独自のトリミングを施し発表し続けたルシアン・エルヴェ、
実在のドーム建築を抽象化し、銀塩写真の独特の階調を絵画に持ち込む上須元徳、
建造物の重厚で荒々しいテクスチャーと複雑な構造を陶で表現する嶋田ケンジ、
自作のミニチュアを写真に撮り、虚実が交錯する空間を表現する寺田真由美、
「飛ぶ家」をテーマに3Dと2Dの間を行き来するmixed mediaの鷲津民子、
以上の5作家の秀作、逸品を紹介いたします。

どうかこの機に、5作家による建築的異空間をお楽しみください。

ルシアン・エルヴェ 上須元徳 嶋田ケンジ 寺田真由美 鷲津民子

関連イベント

レセプションパーティ:12月18日(土)18:00~19:30 
作家が数名在廊します。ぜひご来場ください。入場無料
コロナウィルス感染防止を考慮し軽いお飲み物以外の提供はございません。
入場にあたってはマスク着用、手指の消毒をお願い申し上げます。

平均:0.0 
レビューした人:0 人

近くの展覧会

人気の展覧会

<<        >>

クリップした展覧会はありません。