アートスペース油亀企画展 寺村光輔のうつわ展 「原点」

  • 印刷する
  • add calendar
会 期
20211218日 -  20211226
開催時間
11時00分 - 19時00分
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来場者が多数の場合は、入場制限を行う場合がございます。
クリエイター在廊

2021年9月18日(土)19日(日)
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
アートスペース油亀
情報提供者/投稿者
開催場所
アートスペース油亀
住所
〒700-0812 岡山県
岡山市北区出石町2丁目3-1
最寄り駅
岡山
電話番号
086-201-8884

詳細

展覧会内容

東京都に生まれた寺村光輔は、学生時代に陶芸に出会いました。
土と向き合うなかで、陶芸を一生の仕事にしようと志し、民藝の聖地としてしられる栃木県益子で修行。
独立後も益子に窯を構え、作陶に励んでまいりました。
日常の暮らしのなかで、人々の食卓にそっと寄り添ってくれるその作品は、手仕事のうつわを愛する人々に親しまれてきました。
傍目には順調そのものの道のりを歩んできたように見えるでしょう。
しかし、そこには計り知れない努力、真摯に愚直に取り組んできた道のりがあります。

目標、願望、夢を叶えようと、がむしゃらに取り組み続けていると、必ず壁にぶつかります。
焦燥感にかられ、苛立ちを覚えることもあります。
袋小路に迷いこみ、順調に物事が進まないときに、どうすればいいかと問いかけたとき、「原点」に回帰することが肝要だと考える人は多いでしょう。
ただ、すべての人間が「原点」に帰れるとは限りません。

「原点」に帰れるのは、帰れるだけの道を、自身の後ろに築いてきた者だけ。
「原点」にもどれるだけの道のりを歩んできた者だけ。
例えば陶芸家、寺村光輔のように。

本展では寺村光輔の「原点」を振り返るとともに、人々を魅了してやまないその魅力、本質にも迫りたいと思います。

益子の土の個性がそのままうつわに。
今や幻の土とも呼ばれる益子特有の希少な寺山白土(てらやましろつち)。寺村光輔は修行時代に職人伝いに一生分の寺山白土を購入することができました。その寺山白土をベースに使用し、林檎、梨、ナラなどの木灰を掛けあわせ調合し、木々によるうつわの発色の違いを研究。益子の土との掛け合わせで多彩な作品を生み出しています。 そして、自然の恵みから生まれる灰釉(はいゆう)も寺村光輔作品の特徴の一つです。特に、林檎の樹の枝を燃やしてつくる林檎灰釉(りんごはいゆう)を使用した作品は、独特の温かみを感じさせる、寺村光輔の大人気シリーズです。手間のかかる工程を丁寧にやりとげていくことで、うつわを使う人の気持ちに寄り添った作品を生み出しています。その使い勝手は抜群で、日々のくらしの中で気持ち良く使い続けることができるのです。

本展では寺村光輔の「原点」と言える鎬浅鉢、7寸深皿のシリーズから最新作まで、日常食器、花器、酒器、陶製オブジェを含む、渾身作1000点超が集結いたします。
会期中に作品をお買い上げのお客様には、彼が調合する釉薬についてまとめた「釉薬大辞典」を進呈いたします。

※作品はすべて展示販売いたします。
※お子様から大人まで、どなたでもご来場いただいただけます。

新型コロナウイルス感染症予防対策

感染症対策のため、15名以上のご来場がある場合は、来場順の入場制限を行います。
※マスク着用のうえご来館いただき、会場入り口で手指消毒と検温をお願いいたします。また、体調の悪い方はご来店をお控えください。
※大人数でのご来場はお控えください。(一組2名様まで)
※長時間の滞在はお控えください。
※30分ごとに窓を開けて換気いたします。

感染拡大防止のためにも、みなさまのご理解ご協力を重ねてお願い申しあげます。どうぞよろしくお願いいたします。


◆オンライン展
本展のオンライン展を2021年12月23日(木)19:00より開催いたします。
油亀のweb通販 寺村光輔のうつわ展 「原点」オンライン展 特設ページ
https://aburakame.ocnk.net/product-group/48

平均:0.0 
レビューした人:0 人

近くの展覧会

人気の展覧会

<<        >>

クリップした展覧会はありません。