開催時間 |
9時30分 - 17時30分
※最終入館は閉館の30分前まで |
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休み |
月曜日
12月30日(木)〜1月1日(土)、1月4日(火)、1月11日(火) ※ただし1月3日(月)、1月10日(月・祝)は開館。 ※12月28日・29日、1月2日・3日はゴッホ展のみの開催となり、コレクション展示室等は閉室します。 |
入場料 |
有料 一般2,000円、高大生1,300 円、小中生800円 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
福岡市美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒810-0051 福岡県
福岡市中央区大濠公園1-6 |
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最寄り駅 | 地下鉄空港線 大濠公園/七隈線 六本松 |
電話番号 | 092-714-6051 |
福岡市美術館では、12月23日から「ゴッホ展――響きあう魂ヘレーネとフィンセント」を開催します。オランダ出身の画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は鮮やかな色彩や力強いタッチで描かれた作品と、ドラマチックな人生が世界中で知られています。
本展では、オランダにあるクレラー=ミュラー美術館とゴッホ美術館のコレクションから、52点のファン・ゴッホ作品を含む総数72点を展示します。〈ヒマワリ〉と並ぶ代表作シリーズ〈糸杉〉の1点、《夜のプロヴァンスの田舎道》も16年ぶりに来日し、ゴッホの作品を味わう貴重な機会です。
[みどころ]
〈糸杉〉の傑作、16年ぶりの来日!
「〈ヒマワリ〉のような作品にしたい」と、ファン・ゴッホがサン=レミで本格的に取り組み始めたのが、糸杉を描いた作品群です。南フランスの風景の中で異彩を放つ糸杉の濃い緑色の色調に心を奪われながらも、弟テオに宛てた手紙ではそれを表現する難しさがいくども吐露されています。本展で展示する《夜のプロヴァンスの田舎道》は、ゴッホが最晩年に制作した、〈糸杉〉シリーズの集大成といえる作品です。
ゴッホを「ゴッホ」たらしめた立役者の一人ヘレーネ・クレラー=ミュラー
本展の中心となるのは、世界最大のゴッホ作品の個人コレクター、ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)のコレクションです。20世紀初頭にファン・ゴッホの人と芸術に魅了されたヘレーネは、質の高い作品を選び、初期から晩年までの画業が辿れるよう体系的に収集します。さらに、その感動を多くの人々と分かち合い、作品を後世に伝えるべく、美術館の設立に尽力しました。ファン・ゴッホの作品を世に広め、評価が確立される土壌を育んだ立役者です。本展では、ヘレーネのコレクションの中からゴッホ作品48点のほか、ミレー、ルノワール、スーラ、ルドン、モンドリアンらの作品20点をご覧いただきます。
《黄色い家(通り)》も!ゴッホ作品52点が一堂に会する貴重な機会
ヘレーネのコレクションに加え、ファン・ゴッホの没後に弟テオ、テオの妻ヨー、そしてその息子へと引き継がれた、ファン・ゴッホ美術館のコレクションから、《黄色い家(通り)》など4点を特別に出品します。ファン・ゴッホの油彩画、素描、版画、合計52点が一堂に鑑賞できる機会です。
主催:福岡市美術館、西日本新聞社、RKB毎日放送