開催時間 |
13時00分 - 18時00分
11:00-13:00、14:00-18:00 |
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休み |
日曜日,月曜日
※冬休み12月29日 –2022年 1月10日 |
クリエイター在廊 |
有
12/11㈯ 作家在廊予定 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
この情報のお問合せ |
info@gyfa.co.jp
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒650-0022 兵庫県
神戸市中央区元町通3-9-51 2F |
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最寄り駅 | 元町 |
電話番号 | 078-391-1666 |
ギャラリーヤマキファインアートでは2021年12月11日(土) ~2022年 1月29日(土)まで、丸橋光生個展「s ‘n r / s s ‘n c / w w 2」を開催いたします。丸橋光生(まるはしみつお)は1982年京都に生まれ、広島を拠点に活動する注目のアーティストです。視覚と認識をテーマに作品を制作し、わたしたちが普段何気なく行っている「視る」、「認識する」という行為について意識を向けさせるとともに、いかにわたしたちの認識が不確かなものかということを問いかけます。「認識は経験からなる」ということをキーワードに、彫刻を起点にインスタレーションや映像など、メディアを軽やかに飛び越えて縦横無尽に模索し表現してきました。
これまで、彫刻の特性である「立体的な閉鎖性(注1)」、「凝密性(コンパクトネス)(注2)」といった概念から、丸橋は、彫刻に限らない「物」の「充実感」「充足感」といったものに問題意識を広げ、それらを毀損させることを試みるインスタレーションを展開してきました。また映像作品では、鑑賞者にモニターの表面を意識させ、物体や映像に映し出されるものにそれらを表す文字を重ねて見せることで、映像と現実の境界を揺さぶるなど、一貫して通常の視覚体験からの逸脱を図ります。2021年10月には、広島市現代美術館での参加型作品《どこかの窓洗い》において、鑑賞者のスマートフォンやパソコンの端末上に作品を展開することで、コロナ禍における美術作品と鑑賞者とのコミュニケーションの新しいかたちとして発表し、注目を集めました。
ギャラリーヤマキファインアートでの初個展となる本展は、新作を含む約10点を展覧いたします。これら客体化(作品化)された身近なものたちは、このタイトルのように一見意味を持たない何かとして、鑑賞者へささやかな混乱を生じさせ、視覚認識するということにおいて新たな側面をもたらすでしょう。
神戸初個展、軽やかでポップ、ウィットのきいた作品群をぜひご高覧ください。徹底した感染予防対策を行った上でお迎えいたします。
(注1)ウィルヘルム・ヴォリンゲル『抽象と感情移入』1908、(注2)ハーバード・リード『彫刻とはなにか』1956
ギャラリーヤマキファインアート
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