O JUN展 『ころぶ女 / Falling woman』

『ころぶ女1/Falling woman1』 モノタイプ2021

『ころぶ女1/Falling woman1』 モノタイプ2021

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会 期
20211028日 -  20211205
開催時間
12時00分 - 18時00分
休み
月曜日,火曜日
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
ギャラリーキドプレス/Gallery KIDO Press
情報提供者/投稿者
開催場所
ギャラリー キドプレス
住所
〒101-0021 東京都
千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 204号
最寄り駅
末広町
電話番号
03-5817-8988

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

【作家コメント】

ころんだ!
ころんだひょうしに視界に映るものを絵に描いてみた。家の中で、外で、なにかにつまずいて、すべって、あるいは撃たれて、ころぶ。だいじょうぶ。世界は奈落ではない。かならず床なり地⾯がわたしたちを受けとめてくれる、いや、抱きとめてくれる。それまでの1秒にも満たないつかの間、世界はわたしたちにあらゆるものを⾒せてくれる。世界はそれを⾒せるために私たちの転倒を待ちかまえている。さあ、ころべ!

 ギャラリーキドプレスでは、2015年の「紙相撲」展以来、5年ぶりとなるOJUNの【ころぶ⼥】展を開催いたします。
今回の展⽰は、O JUNの「ころぶ」イメージをモノタイプを通して表現した展⽰です。
展覧会タイトルの「ころぶ⼥」をはじめ、「背後でころぶ男」や「決闘」、さらに「いしのようにころがる」では、⼈物の描写さえをも超えて、「ころぶ」姿がさまざまに描き出されています。
それは、「ころぶ」ことによって⽣まれる⼀瞬の時間感と緊張感が、さらには、空間が逆転するように感じる驚きが、アーティストの稀有な⼿腕によって描き出されます。
O JUN は、今回の表現で⼀貫して、モノタイプを制作しました。やり直しの効かない⼀発勝負のモノタイプで⽣まれた刷りと版に残ったインクをさらに刷りとる、ゴーストの儚く掠れたような表現のよって、O JUNの捕らえようとする「ころぶ」モノたちの姿が巧みに描き出されています。
モノタイプの制作によってO JUNの画⾯には描くことではできない表現の数々が散りばめられています。
さらにO JUNは、今回のモノタイプの制作を踏まえて、すでに同時に進⾏しているリトグラフの展開も視野に⼊れて表現の完成を⽬指しています。

ぜひこの機会に、ご⾼覧いただきますようよろしくお願い申し上げます。

モノタイプ: 版画の技法の⼀つ。版の上に描いた絵の具を刷り上げる。同じ刷りは⼀枚しか出来ない。
版に残った絵の具をさらに刷ったものをゴーストと呼ぶ。

関連イベント

10月29日(水)ー 31日(日)
3331ART FAIRが開催されております。
キドプレスは、笠原 出さんとねがみ くみこさんを推薦させていただきました。
あわせてご高覧いただけましたら幸いです。

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