開催時間 |
9時30分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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休み |
月曜日
12月29日–2022年1月3日、1月10日は開館 |
入場料 |
有料 一般1,200円/20歳未満・学生1,050円/65歳以上600円/高校生100円 ※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。 ※「矢萩喜從郎」展の観覧券で、同日に限りコレクション展「アンリ・マティスの挿絵本」をご覧いただけます。 ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:12月5日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く) でご覧いただけます。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同日の会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」は中止いたします。 ※その他の割引につきましてはお問い合わせください。 ※ご来館に際しての新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願いと最新情報は、美術館ウェブサイトをご覧ください。 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
神奈川県立近代美術館 葉山
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒240-0111 神奈川県
三浦郡葉山町一色2208-1 |
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最寄り駅 | 逗子・葉山 |
電話番号 | 046-875-2800 |
アート、建築、評論など、多面的な活動で知られる矢萩喜從郎(1952– )。1980年代より革新的なデザインの仕事で国際的に評価を確立し、眼振(眼球振盪[しんとう]:眼球が常に・微小に・無意識に動くこと)という現象から導かれた独自の造形概念で多様なジャンルの表現を展開してきました。本展では、400点を超える作品・資料によって、約35年にわたる矢萩の思索と活動の軌跡をたどります。
矢萩喜從郎(やはぎ・きじゅうろう)プロフィール
1952年山形県生まれ。グラフィックデザイン、コンセプチュアル・アート、写真、彫刻、建築、出版等を行う。著書に『平面 空間 身体』(2000)、『多中心の思考』(2001)、『空間 建築 身体』(2004)、『建築 触媒身体』(2006)、『視触 多中心・多視点の思考』(2014)ほか多数。ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ特別賞および金賞、原弘賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞、勝見勝賞ほか受賞多数。慶應義塾大学(2003–2019)、早稲田大学(2015–2021)非常勤講師。
展覧会の見どころ
世界巡回展「HIDDEN JAPAN 自然に潜む日本」出品全点初公開
日本の風土と文化が底層で織りなされて生まれる、ざわめく現象、あるいは気配を、矢萩が独自の視点でモノクロームの世界に呼び込んだ写真集『HIDDEN JAPAN 自然に潜む日本』(1993)。国際交流基金の海外巡回展として1999年から2012年にかけて世界各地で展示されたのち、当館へ収蔵されました。世界巡回85点の全点展示は国内初となります。
コンセプチュアル・アートの仕事
矢萩の仕事で最大の特徴と言えるコンセプチュアル・アートへの挑戦。B1サイズ(728×1030mm)のポスターと同じ形式を取っていますが、この作品群はサイズが自在に拡大できることをも想定した仮の姿といえます。視覚世界への思索に満ちた仕事が本展会場を天井まで埋めつくし、圧巻の展示空間となっています。
世界初の試行、その軌跡
ポスターとは、1枚の紙でなければいけないのか? その問いに、矢萩は誰も試したことのないデザインワークで応えてきました。薦(こも:酒樽などに巻く筵[むしろ])、異種・別寸の紙を縫合した紙面、焼鏝(やきごて)やバーナーで焦がした紙などを支持体とする斬新なポスター類のほか、展示内容のエッセンスを独自にグラフィック化した図録の仕事も紹介します。
[同時開催]コレクション展「アンリ・マティスの挿絵本」 (展示室4)
主催:神奈川県立近代美術館
協力:株式会社キジュウロウ・ヤハギ/株式会社フレームマン/茅ヶ崎市美術館
新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願い
〇発熱や体調不良がある方、過去2週間以内に、 新型コロナウイルス感染症陽性とされた人との濃厚接触、入国制限や入国後の観察期間が必要な国・地域への訪問歴または当該在住者との濃厚接触がある方は、ご来館をお控えください。
〇入館時に手指を消毒し、マスクを着用してください(着用が推奨されない乳幼児や障害者へはご配慮をお願いします)。
〇混雑状況により、入場制限を行う場合があります。
〇今後の状況により変更する場合があります。最新情報とご来館に際してのお願いは美術館ウェブサイトにてご確認ください。