2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展

泉茂 《『 シルクスクリーンプロセス版画集 』 第2集 》より 1969 シルクスクリーン、紙 39.5 x 54.4 cm

泉茂 《『 シルクスクリーンプロセス版画集 』 第2集 》より 1969 シルクスクリーン、紙 39.5 x 54.4 cm

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会 期
20211009日 -  20211031
開催時間
12時00分 - 19時00分
日 12:00-17:00
休み
月曜日,火曜日
この情報のお問合せ
Yoshimi Arts (稲葉):06-6443-0080 / info@yoshimiarts.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
Yoshimi Arts
住所
〒550-0002 大阪府
大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル3F
最寄り駅
肥後橋
電話番号
06-6443-0080

詳細

展覧会内容

出品作家|泉茂 / 今井俊介 / 上田良 / 加藤巧 / 佐藤克久 / 杉山卓朗 / 五月女哲平
会場(主催)|Yoshimi Arts、the three konohana(2会場で共同開催)
協力|青山目黒、児玉画廊、 HAGIWARA PROJECTS

このたび、Yoshimi Arts と the three konohana の共同企画として、「2つの時代の平面・絵画表 現-泉茂と6名の現代作家展」を開催します。

これまで主催の2ギャラリーは、泉茂(IZUMI Shigeru, 1922-95)の再評価の機運を醸成することを目的に、 2017年と19年の2回の共同企画、2018年と20年はYoshimi Artsの主催にて、泉の個展を毎年開催してきました。これまでの泉の評価は、デモクラート美術家協会に所属していた頃の1950年代の版画作品や、ニューヨークとパリに渡航していた頃の60年代の油彩作品など、特定の時期の作品に偏る傾向がありました。その観点から、それ以後の様々な平面表現の技法や思考を精力的に取り込み、短いスパンで作風を変化させていく60年代後半から晩年の90年代前半の作品の展開に注目して、様々な視点による泉の展覧会企画に取り組んできました。この4年間で、生前の泉を知らない世代の人々に、泉の存在と多角的な制作活動とその思考の認識が広がり、さらには若い世代の作家からは、泉の作品とその制作方法に多くの共感の声を得ることができました。

2017年の最初の泉の展覧会企画から5年目、3度目の共同企画となる本展は、泉と共に6名の現代作家が出品する初のグループ展形式となります。泉と直接の関わりはないが、彼の表現や制作方法の傾向に共通点が見られ、現代の絵画・平面表現の展開に意欲的に取り組んでいる30代~40代の作家6名に参加を呼びかけました。3名ずつ2つの会場に分かれて発表する6名の現代作家は、それぞれの会場で展示する泉の様々な時代の作品を起点に、泉に対する各々の思考や解釈、感化から導き出された新作を出品します。時代の異なる泉と現代の作家、双方の作品を並置することで、その共通点や違いを考える機会にしたいと考えます。

また、会期中にはオンライン形式でのトークショーを2回開催し、泉の作家・作品と現代の平面・絵画表現それぞれに造詣の深い2名の美術館学芸員をお招きし、6名の出品作家と共に2つの時代の表現の接点について議論する場も設けます。2つの時代の表現の関連性を2会場での展覧会とトークショーを通じて考察し、泉茂の再評価につながる新たなヒントと共に、 現代の平面・絵画表現が志向しているこの先の展望を見出す契機になればと思います。

Yoshimi Arts
出品作家|泉茂 / 今井俊介 / 加藤巧 / 佐藤克久
12:00-19:00 (日 -17:00)
月・火休
大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル3F
Osaka Metro 四つ橋線・肥後橋駅より徒歩1分、Osaka Metro 御堂筋線・淀屋橋駅より徒歩5分

the three konohana
出品作家|泉茂 / 上田良 / 杉山卓朗 / 五月女哲平
12:00-19:00
月・火・水休
大阪市此花区梅香1-23-23-2F
阪神なんば線・千鳥橋駅より徒歩3分、阪神なんば線/JR環状線・西九条駅より徒歩9分

関連イベント

オンライントークショー「泉茂と現代の平面・絵画表現の接点を考察する」
日時|10月18日(月)、25日(月) 18:00-20:00
場所|Zoomウェビナー(オンライン)
参加費|1000円(2日共通/クレジッ トカード決済or銀行振込)
申込方法|Googleフォーム https://forms.gle/aSSMtjRrqjs7FxRh8
登壇者|
10月18日(月):奥村泰彦(和歌山県立近代美術館主幹)、上田良、加藤巧、杉山卓朗(以上本展出品作家)
10月25日(月):鈴木俊晴(豊田市美術館学芸員)、今井俊介、佐藤克久、五月女哲平(以上本展出品作家)

主催・協賛・後援

Yoshimi Arts、the three konohana

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