豊田 涼華 個展『一端をうかがう』

《均衡》2021年、キャンバスに油彩、木炭、445 x 605 mm

《均衡》2021年、キャンバスに油彩、木炭、445 x 605 mm

    タグ
    • 印刷する
    • add calendar
    会 期
    20210918日 -  20211010
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    日曜日12時00分~17時00分
    休み
    月曜日,火曜日,祝日
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    WAITINGROOM
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    WAITINGROOM
    住所
    〒112-0005 東京都
    文京区水道2-14-2 長島ビル 1F
    最寄り駅
    江戸川橋
    電話番号
    03-6304-1877

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    WAITINGROOM(東京)では、2021年9月18日(土)から10月10日(日)まで、豊田涼華の個展『一端をうかがう』を開催いたします。豊田涼華は、日常のふとした瞬間に目撃した人々や状況を描いています。一部が隠されたり、部分だけが抽出されたり、時に作家も意図していなかった方法も取り入れながら描かれた情景は、他者の物語のなかの一場面でありながら、奇妙な親密さを持っています。かつて現実に存在した一場面に手を加えて絵画にすることで、感情や雰囲気、存在感といった、捉えることの難しい、しかし人間が確かに持っている曖昧なものをも描き出そうとしているかのようです。
    本展では、今年新たに制作された十数点の新作を発表いたします。この春に東京藝術大学大学院を修了したばかりである豊田涼華の、WAITINGROOMでは初めての開催となる新作個展に、ぜひご期待ください。

    作家・豊田涼華について
    1996年三重県生まれ、2021年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)を修了。現在は茨城県を拠点に活動中。近年の展覧会として、2021年個展『過日』(RISE GALLERY、東京)、2021年グループ展『交差点 –いま、ここからの–』(Bunkamura Gallery、東京)、グループ展『the sight of the stars makes me dream』(SCÈNE、東京)、グループ展『Collectors’ Collective vol.4 Osaka』(TEZUKAYAMA GALLERY、大阪)、2020年グループ展『まなざしのカタチ』(WAITINGROOM、東京)が挙げられます。まだ展示歴の少ない1996年生まれの新星でありながら、その作品は大きく注目を集めています。

    アーティスト・ステートメント
    日常生活で目に映った人やモノ、SNSで見かけた写真画像をもとにして、現実にあった具体的なイメージを取り込み、線を重ねたり隠したり感情を混ぜたりしながら少しずつ変形させて絵にしている。
    ほとんどの場合、主導権は私ではなく絵が持っているので、キャンバス上での意図しない動きや成り行きに任せている。
    そうして生きている中で垣間見えた出来事の一場面を切り取ると、そこに人物・モノが存在していた事実と何かがあった予感が残る。ときどき自分の見たものを疑いつつも曖昧な心地よさを求めて彷徨っているのかもしれない。
    豊田涼華

    画面を漂う曖昧なものの存在感
    一部が塗りつぶされた人の顔。単純化された影とも動物とも判別のつかない何か。豊田涼華の作品に描かれているのは、何らかの一場面や人々ではありますが、その状況をはっきりと言い当てようとすると少し自信がなくなってしまいます。例えるならば、思い出や、むかし観た映画のワンシーンを思い出そうとするときに頭に浮かぶ、ぼんやりとしたイメージに少し似ているかもしれません。
    豊田は、彼女の「日常生活で目に映った人やモノ、SNSで見かけた写真画像」をモチーフとした絵画作品を制作していますが、実際に目にしたり写真に撮ったりした何気ない状況も、フィクションやインターネットなどの仮想世界で見つけたイメージも、どちらも自身の日常生活の中で目撃したものとして等価に扱い、モチーフにしています。自分の目に留まったイメージを、構図はそのままに、線を重ねたり情報を隠したり、彼女独自のフィルターを通過させることによって「絵にして」いるのです。
    仮想空間や彼女の記憶の中を漂っていた情景はどれも他者のものであり、時には作家自身さえも直接目撃した状況ではありません。しかし、時に「成り行きに任せ」ながらキャンバス上を彷徨うようにして描かれた作品は、どれも不思議な親密さを感じさせます。描かれた状況はどれも物語性を持ち、作品を見る者は、モチーフ同士の関係性やそれらを取り巻く状況、喜怒哀楽の混ざり合った微妙な感情を想像することができます。それらが何なのかをはっきりと言い表すのは非常に難しいですが、人間が確かに持っている奇妙な曖昧さでもあると言えるでしょう。検索すればある程度はっきりした答えを見つけることができるこの世界で、豊田が絵画の中で表現するこの奇妙な曖昧さが、時に際立って私たち人間の感覚に問いかけてくるのではないでしょうか。

    新型コロナウイルス感染症予防対策

    【新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い】
    ・発熱や咳、だるさなどの症状があるお客様は、ご来廊をご遠慮いだだきますようお願い申し上げます。
    ・ご来廊時に、非接触の体温計にて体温測定をさせていただく場合がございます。
    ・マスクの着用と、ご来廊時に入口で手指のアルコール消毒をしていただきますようお願い申し上げます。
    ・ギャラリー空間内が混雑した場合、入場制限をする場合がございますのでご了承ください。

    平均:0.0 
    レビューした人:0 人

    近くの展覧会

    人気の展覧会

    <<        >>

    クリップした展覧会はありません。