収蔵作品による 小林清親展【増補】-サプリメント-

《自画像》紙本淡彩 明治末年頃

《自画像》紙本淡彩 明治末年頃

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    会 期
    20211123日 -  20220130
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    入館は17時30分まで
    休み
    月曜日
    12月29日(水)~1月3日(月)は年末年始のため休館
    1月10日(月・祝)は開館、翌1月11日(火)は休館
    クリエイター在廊
    入場料
    無料
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    練馬区立美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    練馬区立美術館
    住所
    〒176-0021 東京都
    練馬区貫井1-36-16
    最寄り駅
    中村橋
    電話番号
    03-3577-1821

    詳細

    展覧会内容

    小林清親(弘化4~大正4 ・ 1847~1915 )は 最後の浮世絵師 とも呼ばれる、明治期を代表する浮世絵師です。明治9年にデビューをしますが、その登場は鮮烈でした。淡く明るい色調と光と影、天候や時間をも表現した、まるで水彩画のような東京名所シリーズは 光線画 と呼ばれ、人々の絶賛を浴びました。それ以降も、戦争画や歴史画、カリカチュア、戯画などを描き続け、浮世絵の有終の美を飾ると共に、明治生まれの若い芸術家たちに大きな影響を与えました。
     当館では 2015年 4月に「小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」を開催しました。これは清親の没後 100 年を記念して開催した展覧会で、そのデビューから最晩年まで、版画、肉筆画、スケッチ、遺品等 300 点で清親の生涯を辿るものでした。この展覧会が機縁となって、清親の作品や資料、遺品類約 300 件の寄託を当館が受けることになりました。その中には、世に“小林清親写生帖”として知られ、清親の光線画の源泉となったスケッチブックや未公開の下図や肉筆画、印章などの遺品が含まれています。
    この展覧会ではそうした未紹介・未公開の貴重な作品、資料を公開し、2015 年の展覧会のサプリメント( 増補 )として開 催する小林清親展です。

    [展示構成]
    -画家の肖像-
    清親には若年期と晩年を伝える写真が遺っています。殊に若い頃、明治初頭の写真は珍しく、雲を突くような大男だったという話が、この写真でもうかがえます。 写真家、 下岡蓮杖が撮影したと伝え られ る貴重なガラス湿版 と共に展示します。また、数十年ぶりの再発見となる自画像は水彩で緻密に描かれたもので、絵師の晩年の様子が忍ばれます。鏡の中の姿を写し取ったもので、その風貌からは“画聖”と い った佇まいも感じます。また前半生を絵日記的に綴った《清親 自画伝》 も併せてご覧いただきます。

    -光線画の衝撃-
    明治9年( 1876 )よりスタートする“光線画”は同 14 年まで続きます。東京の風景を時間、季節、天候に描き分け、洋館や鉄道といった文明開化の事物をスマートに情緒たっぷりに表現した作品群は近代の絵画の夜明けを象徴するものです。光線画の優品をご覧いただきます。

    -清親作品の源泉、スケッチブックと下絵-
    “光線画”の制作にあたって清親は 、 スケッチブックに鉛筆、水彩絵具によるスケッチを描いて、これをも と に木版画を制作していたことがわかっています。これまでの江戸の浮世絵師には見られなかった斬新な方法で、光線画の新しさはこうした作画理念、制作過程から読み取ることができます。この展示ではスケッチブック全9冊と共に東京風景を描いた水彩画など、近代画家として の 清親の姿を検証します。

    -未公開の画業-
    光線画の出版を終えた清親は《武蔵百景》シリーズでは東京の名所を、《日本名勝図会》シリーズ では日本各地の名所を描いています。しかし、いずれも光線画ほどの衝撃はなかったためか、途中で出版が途絶えています。今回初公開となる水彩画は 、 サイズや描かれるロケーションから、出版されなかった《日本名勝図会》の下絵とも考えられる作品です。また、かつてモノクロ図版でのみ紹介されたきりの『アラビアンナイト』の物語を描いた作品も公開します。清親の 作品のイメージが変わること必至です。

    -清親の肉筆画-
    清親の肉筆画は当時から人気があり、大変多くの作品を遺しています。時には千画会と称して、 1,000 枚の絵を実演販売する書画会を催したこともありました。新聞挿絵、風刺画で名を轟かせていた清親らしく、肉筆の戯画が最も好まれていたようです。そうした戯画作品とともに、特別な注文主からの依頼に応えた立雛の掛軸をご紹介します。

    -画家の身の回り-
    清親が肉筆画などに捺した印章 は 30 以上にも及びます。そうしたハンコ類を納め 、 画室で傍らに置いていた手箱にも 、 清親は自らデザインを施しています。これ以外にも、清親の身の回りのものを幾つかご紹介します。
    清親には何人もの弟子がいましたが、最年少で 、 家族のように接し、晩年に至 るまで苦楽を共にしたのが土屋光逸です。師の没後、昭和の初めに 60 歳を過ぎてから新版画で再デビューを飾った 光逸 の作品は 、 清親の家族の元に大切に保管されていたものです。

    主催・協賛・後援

    主催:練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)

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